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(2013年8月8-10日)

連合「2013平和行動 in 長崎」―参加報告―

連合堺地区協議会 副議長 猪井 常二

 8月8日から10日の3日間、「平和行動in長崎」に参加しました。連合大阪からは下記の14名が参加し、連合南地域協からは浅香工業労組の林委員長と共に参加しました。

参加単組および氏名
NO 構成組織・
地域協議会
地区協 単 組 お名前
1 UAゼンセン

ライフ労働組合 宮崎  保
2 イマジカウエスト労働組合 鍛冶川 一夫
3 イオンコンパス労働組合 岸田 美栄
4 UAゼンセン大阪府支部 藤岡 慎吾
5 JAM ホソカワミクロン労働組合 川本 義宏
6 北大阪地域 関西電力労働組合北摂支部 田中 宏一
7 北摂 高槻市職員労働組合 竹内  昇
8 北河内地域 河北 日教組寝屋川 松下 敏雄
9 河北 日教組寝屋川 南部 清孝
10 大阪南地域 浅香工業労組 林  英男
11 コニカミノルタ労組 猪井 常二
12 青年委員会 関西電力労働組合 友田 洋介
13 事務局  連合大阪 香川  功 
14 連合大阪 永野 有紀

1日目
連合2013平和長崎集会

 「連合2013平和長崎集会」が長崎県立総合体育館メインアリーナにて開催されました。

 連合2013平和長崎集会

連合2013平和長崎集会

 この集会は核兵器廃絶と世界の恒久平和を求める集会で、今年から、連合主催、原水禁(原水爆禁止日本国民会議)、核禁会議(核兵器禁止平和建設国民会議)共催で開催されました。

長崎大学核兵器廃絶研究センター 広瀬訓副センター長

長崎大学核兵器廃絶研究センター
広瀬訓副センター長

 第1部では、2015NPT再検討会議に向けてということで、主催者、来賓の挨拶のあと、2012年4月に開設された核兵器廃絶に特化した研究施設である長崎大学核兵器廃絶研究センターの広瀬訓副センター長より、「2015NPT再検討会議へ向けた課題と対応」という基調講演があり聴講いたしました。

 その中で、特に印象に残ったのは、原子力の平和利用についての課題です。

 アフリカのある大きな国ではレントゲンの機械が欲しい。レントゲンが普及するだけでどれだけ国民の健康が改善されるか。レントゲンの使い方がわかってもそれを製造、維持、管理、廃棄まで含めていうのはとても難しい問題である。知識のない人がレントゲンの機械をスクラップにする時に放射能障害になったりする。その対応については明確にどこの機関が対応するというのが決まっていないため、レントゲンを使うことができないというものです。そのレントゲン撮影の機械をつくっているメーカーの「民間レベル」から、考えていく必要があると思いました。

 第2部では、次世代への継承として、被爆者の(公財)長崎平和推進協会継承部会奥村アヤ子さんの体験をお聞きしました。「次世代を担う子供達にこのような悲しさと苦しさを与えてはならない。」という自らの体験はとても心に響きました。

 最後は、参加者全員で「原爆を許すまじ」の合唱で幕を閉じました。

2日目

 平和公園での長崎市主催の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれ、その式典に参加しました。

 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

 約6300人もの参列者の中、長崎市長、そして被爆者代表がそれぞれ今年4月のNPT運用検討会議準備委員会での「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に約80カ国が賛同しましたが、日本が賛同署名しなかったことを批判されていました。それに対する首相の挨拶では、そのことに全くふれなかったことが非常に残念に思いました。

 原爆「落下」中心地碑

 原爆「落下」中心地碑

 午後は爆心地公園に集合し、「PEACE WALK 2013」に参加しました。

 爆心地公園をスタートし、原爆「落下」中心地碑、「浦上天主堂遺壁」、「松山町防空壕群(跡)」などを連合長崎のスタッフの方に案内と説明を受けました。

 夜は、多くの方が水を求めて亡くなった浦上川河川敷での約700個の万灯流しを行いました。

 これは、連合長崎、原爆殉難者慰霊奉賛会と城山連合自治会が実施しているもので、それぞれの人が思い思いの祈りを込めたメッセージを書き込んだ灯篭を流しました。我々も思いを込めて書いた灯篭を流すことができました。

 万灯流し

万灯流し

最後に

 今回の「平和行動in長崎」に参加して、改めて、核について考えることができました。

 まだ、被爆者は苦しんでおられます。その被爆者の平均年齢も80歳近くになり、実体験を伝えていくのをどう維持していくかという問題がありましたが、長崎では若い語り部を養成していくとことを行っているということを伺いました。私たちもこの平和行動に参加した体験を同じように周りの組合員にも伝えていきたいと思います。

 皆さんも機会があれば、ぜひとも平和行動に参加していただきたいと思います。

 最後になりましたが、大阪から一緒に行動した皆さんのおかげで貴重な体験を得ることができました。特に事務局の方にはお世話になりました。本当にありがとうございました。

連合「2013平和行動 in 長崎」―参加報告―

連合堺地区協議会 副議長 林 英男

 2013年8月8日から10日、長崎で開催された平和行動に連合大阪より14名で参加し、大阪南地域協からは、堺地区・猪井副議長とともに参加してまいりました。

1日目

 1日目は、連合主催の『連合2013平和長崎集会』が、長崎県立総合体育館・メインアリーナで行われました。当日は、3,300人がアリーナに集結し、熱気あふれる集会となりました。

 長崎県立総合体育館前にて

長崎県立総合体育館前にて

 2部構成になっており、1部は、連合長崎会長の挨拶から始まり、各団体代表の方の挨拶、共催・後援団体の紹介があり、基調講演として、長崎大学核兵器廃絶研究センター 広瀬 訓 副センター長より、『2015核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議へ向けた課題と対応』について講演いただきました。

 2部では、長崎平和推進協会 継承部会の奥村アヤ子様より、被爆者の訴えを聞きました。壮絶な当時の状況、想像を絶する原爆の恐ろしさ、家族との別れ、胸が痛みました。

 高校生平和大使として、2013年度の選ばれし20名の各地の高校生が、りっぱに決意と平和の願い、若者の熱き思いを語っていただきました。

『ビリョクだけどムリョクじゃない!』

 しっかり、日本の思いを世界にぶつけてきてほしいです。がんばれ高校生!

 最後に、全員で『原爆を許すまじ』を大合唱し、閉会しました。

2日目

 2日目は、『被爆68周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典』に参加致しました。たくさんの人で、会場に入るのが困難と思いましたが、何とか入ることができ、原爆投下の11時02分、町中にサイレンが鳴り響き、黙とうを捧げました。安倍首相や、国内外からたくさんの来賓が来られており、会場は重々しい空気でした。

 引き続き、『ピースウォーク』に参加致しました。連合長崎の方々にピースガイドとしてご協力いただき、爆心地、浦上天主堂遺壁、平和の泉、平和祈念像等を約60分かけて説明していただきました。長崎原爆資料館に立ち寄ったのですが、展示されている数々の遺品、当時投下直後の人々の写真を見て、絶句しました。

メッセージが書き込まれた万灯

メッセージが書き込まれた万灯

  19時より、浦上川に『万灯流し』を行いました。それぞれの万灯にメッセージを書き込み、平和への願いと犠牲者の冥福を祈り、浦上川に流しました。

 夜は、多くの方が水を求めて亡くなった浦上川河川敷での約700個の万灯流しを行いました。

最後に

 昨年、広島にも参加し、今年は長崎と日本の両被爆地を経験させていただきました。

本当に、あってはならない、起こしてはならないことであります。当時被爆された方々も今ではかなりの高齢になっており、原爆の知らない人たちばかりになってしまいます。このような悲劇を2度と繰り返さないためにも、私たちにも必ず何かできるはずです。ビリョクだけどムリョクじゃない。言葉通りの意味です。この活動、運動は今後途絶えることなく、続けていくことの重要性を感じました。

 最後に、3日間の行程を14名の皆様と共に無事に終えることができました。皆様とは、この行動を通じて、大変貴重な経験をさせていただいたと感じております。また、事務局の香川さん、永野さんには大変ご苦労をお掛けいたしました。本当にありがとうございました。

 『長崎原爆死没者名簿登載者数 162,083人』 (2013年8月9日現在)

 平和祈念像前にて

平和祈念像前にて

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