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(2014年9月2日)

連合「2014平和行動 in 根室」―参加報告―

大阪南地域協議会幹事(JP労組堺東部支部) 三井 隆秀

<平和学習会に参加して>

  • 日時:2014年9月2日(火)18:30〜20:30
    場所:エルおおさか

①択捉(エトロフ)生まれの山本さんの講演

 1945年8月15日戦争は終わりました。同年、8月28日午前10時過ぎに旧ソ連軍500人が択捉に上陸し、土足で家に入って来て良い物があれば持ち帰ったことから惨事は始まったといいます。(その日は殺人等は無かった。)

 17歳以上はパスポートを持たされ、持参しないと外出できない取り決めが出来、隣人とも話も出来ない状態が続いたそうです。日本政府からは兵隊も来ず、何の対応も無かったそうです。

 1947年6月、ソ連国籍を取得して島に残るか、嫌なら強制送還の選択を求められ、全員拒否し強制送還が始まったとのことでした。

 元島民 山本さんの講演

元島民 山本さんの講演

②北方領土ビザなし渡航報告(UAゼンセン)森原さんの講演

 ビザなし交流の意味は、「返せ北方領土」ではありません。

 大きな歴史の流れとして、1991年ソ連が崩壊しロシア政府に変わりました。ロシア政府の取った行動は、北方領土に1年住めば給与2倍、2年住むと更に倍、15年滞在すれば55歳から年金が出るというものだったそうです。

 現在住んでいる方の、「日本の立場も分かるが永住している私たちはどうしたらいいのでしょうか」との言葉が印象に残ったとのことでした。

 既に69年経っていますが、北方領土生まれ・北方領土育ちの方はまだたくさんいらっしゃいます。私も、長期化することで益々問題が複雑になっていくと感じました。

 UAゼンセン 森原さんの講演

UAゼンセン 森原さんの講演

2014平和行動 in 根室に参加して

  • 日時:2014年9月13日(土)〜16日(火)
    場所:北海道 根室市

 当時17,000人の方が島に住んでいましたが、現在10,000人が他界しているそうです。生存者の平均年齢も80歳で、一番若い人が70歳だそうです。元島民の方が、「この問題が100年後に解決されても意味が無いのだ」と訴えておられました。会場にいた皆さんも同感したことでしょう。

 私は、前段の学習会があったおかげで、根室(北海道)での「集会」「シンポジウム」の話が良く理解出来ました。

納沙布岬から見える貝殻島の灯台

納沙布岬から見える貝殻島の灯台

2014平和ノサップ集会(連合古賀会長挨拶)

2014平和ノサップ集会
(連合古賀会長挨拶)

連合大阪参加者

連合大阪参加者

北方領土返還を願って「団結がんばろう!」

北方領土返還を願って
「団結がんばろう!」

 最後に、最終日のシンポジウムでパネラーの方がこんなことを仰っていました。

 「“引き分け”という選択肢はないのでしょうか?」

 どういうことかと思っていたら、例えば「返還」ではなく、現在の状況はそのままで、元島民の方に戻って頂くことは出来ないのでしょうか? いろんな壁はあるでしょうが、よりベターな「引き分け」を望んでいます、とのこと。

 私も同感し、「妥協」ではなく一歩でも前進することを考えることが出来ました。

北方領土の返還を求める連合シンポジウム

北方領土の返還を求める
連合シンポジウム

集合写真

集合写真

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