(2018年8月3日)
1998年3月10日、大阪南地域労働者福祉協議会として設立され、8月5日に第1回定期総会を開催して以来、本年で20周年を迎えるに当たり、2018年8月3日(金)、ホテルアゴーラリージェンシー堺で「設立20周年記念式典」を開催しました。
第1部となる「記念対談」が、第2代の事務局長である平田さんの進行で始まりました。戦後まもなく「福祉はひとつ」として全大阪労対協が結成さたこと。自主的な助け合い活動の中から、労働金庫や全労済が誕生したことなどが語られました。
先ず初めに、初代会長である森本さんから、文化的・福祉的活動を地域密着で展開する為、大阪南労福協が設立されたと述べられました。また、①多くの仲間が集う拠点の設置、②役員体制の強化、③行政との連携が、重要課題となったと紹介されました。そして、事務所を設置する際の苦労、特に専従事務局長を選任する際の苦労が語られました。
続いて、第2代会長である鎌倉さんから、労福協の活動としてボウリング大会やチャリティコンペ、クリーンキャンペーンなどを企画、実施してきた実績が紹介されました。また、会員に限定せず、地域で働く人をサポートすること、地域への貢献の重要性が述べられました。最後に、これまでの記念事業について、様々な思い出が語られました。
第3代会長である佐々木さんからは、自らの実績として、初めて地域で開催された労働者自主福祉講座が印象深いこと、逆にチャリティーゴルフコンペを終了させてしまった無念さなどが述べられました。
次に、進行役の平田さんから、「今後の地域労福協の活動について、望みたいことはありませんか?」と、各ゲストに問題提起されました。
初代会長の森本さんからは、労働組合のリーダーとして、組合員に寄り添い、意見を聞き、問題の解決に努力することの重要性が述べられました。そして、その為にも、将来をしっかり見据えることが大事であると呼びかけられました。
第2代会長の鎌倉さんからは、労働組合のない中小企業で働く仲間をサポートすることの重要性と、その為の努力を続けて欲しいと呼びかけられました。
第3代会長の佐々木さんからは、健康づくりイベントの継続が呼びかけられました。
最後に、これまでの対談を聞いて、第4代となる現会長 清水さんから、大阪南地域労福協の重要性を改めて感じたこと、それぞれのイベントに込められた思いを聞いて、継続して行く事の重要性を改めて感じたことが述べられました。
終わりに、平田さんから、「大阪労福協は活動のキーワードを【た・す・け・あ・い】としている。これは66年前に先人が団結して【福祉はひとつ】だと【たすけあい】の心をひとつにしたものと全く変わっていない。これからも永遠のキーワードである。このキーワードを念頭に置きながら、素晴らしい活動が30年に向かって邁進することを期待する。」と述べられ、記念対談が終了しました。
第2部となる「記念レセプション」は、18時から開催されました。冒頭、清水会長から、参加への感謝、記念対談を受けての想いが述べられました。また、設立準備委員会を代表して、中西様から現役に向けた強いメッセージが述べられました。
次に、ご来賓の皆さまを代表して、大阪労福協の山﨑会長、堺市の竹山市長から、それぞれご祝辞を頂戴しました。そして、連合大阪の田中事務局長の乾杯により、華やかに宴席が始まりました。
それぞれのテーブルで昔話に花が咲き、宴会も盛り上がってきた中、華やかな歌謡ショーが始まりました。知っている歌も多く、楽しい一時になりました。
最後に、設立20周年記念事業の実行委員長である津田会長代行から、閉会の挨拶が述べられ、記念式典が無事終了しました。
また、当日実施されました「大阪北部地震並びに西日本豪雨災害に対する緊急支援カンパ」は、39,986円もの善意を頂きました。ご協力、ありがとうございました。
2017年6月27日の第1回実行委員会から、1年以上かけてたどり着いた記念式典は、役員にとって非常に感慨深いものがありました。ご協力いただいた全ての人に心から感謝し、報告とさせていただきます。
ありがとうございました。
(事務局長 牟田和広)
(2009年3月〜)