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(2019年7月26〜28日)

連合大阪南30周年・役員OB会10周年記念事業
「九州研修視察」

  • 日 時:2019年7月26日(金)〜28日(日)
  • 場 所:鹿児島県(屋久島・種子島)
  • 参加者:現役14人、役員OB6人

 連合大阪南地域協議会の結成30周年、並びに大阪南地域役員OB会の結成10周年記念事業として、現役14名、役員OB6名の参加を得て、鹿児島県に行ってきました。

 直前には大雨で被害が出たり、台風が発生したりと、悪天候を警戒していましたが、当日は晴天で、これから始まる旅路が期待されました。

【1日目】

 8時20分に伊丹空港に集合した参加者は、一路鹿児島空港に向かいました。鹿児島県も晴れ。バスで市街地に移動です。鹿児島城跡である城山公園を過ぎ、市内の昼食会場に到着しました。昼食会場は「さつま路」。美味しい地の物に舌鼓を打ちました。鹿児島城は日本100名城の一つらしく、スタンプを押しに行く人もいました。城跡ですが。

ザビエル公園(堺市にもありますね!)

ザビエル公園
(堺市にもありますね!)

さつま路

さつま路

 バスで移動し、次の目的地である「知覧特攻平和会館」に到着です。第二次世界大戦の末期、連合軍に沖縄まで攻め返された日本軍は、最後の手段として「特攻」を命じます。しかし、既に多くの兵員を失っていた日本軍は、学徒動員によりこれを実施しました。最年少者は17歳と言われています。その多くが、知覧飛行場から飛び立った為、この地に平和館が建てられたものです。ベテランのガイドさんからの説明は、若者たちが残していった手紙についてです。多くの若者が、母への感謝をつづっていました。私たちは、もう一度平和の大切さを心に刻み、世界中の人々が安心して暮らせる社会を希求していかなければなりません。改めて、心を打たれた体験でした。

特攻勇士の像「とこしえに」

特攻勇士の像「とこしえに」

平和の鐘

平和の鐘

海軍零式艦上戦闘機

海軍零式艦上戦闘機

集合写真(知覧)

集合写真(知覧)

【2日目】

 2日目は、屋久島と種子島に分かれての視察です。指宿港から乗ったのは、高速艇トッピー号です。トッピーとは、鹿児島の方言で「トビウオ」の事だそうですが、水中に羽を出して、少し船体が浮いた状態で疾走する姿は、正にトビウオ。海上を80km/hものスピードで走りましたが、幸いにも凪に恵まれ、ほとんど揺れがありませんでした。

べた凪でした

べた凪でした

高速艇トッピー

高速艇トッピー

 ≪屋久島コース≫

 1時間と少しで屋久島に到着。屋久島視察の9名が下船しました。「屋久島道の駅観光」のバスに乗り、運転手さんとガイドさんの漫才のような掛け合いを聞きながら出発しました。屋久島は、南北24km東西28kmの円形で、周囲を1,000m級の山々に囲まれた島です。バスで1時間も走れば、標高1,000m「ヤクスギランド」に到着です。50分コースを選択した我々は、ガイドさんの案内で森の中に。豪雨の爪痕が生々しい中にも、それを飲み込むような大自然の雄大さに、心を洗われるような体験でした。

屋久島に到着

屋久島に到着

5月豪雨の爪痕

5月豪雨の爪痕

ヤクスギランド

ヤクスギランド

土埋木から芽吹く新しい命

土埋木から芽吹く新しい命

澄んだ水と濃い緑

澄んだ水と濃い緑

仏陀杉

仏陀杉

 本当なら「縄文杉」を見たいところですが、往復8〜10時間もかかり、日帰りではとても無理。弟分である「紀元杉」に向かいました。原生林で1,000年以上育ったものを「屋久杉」と呼ぶそうで、その代表格が樹齢7,000年とも言われる「縄文杉」と、樹齢3,000年と言われる「紀元杉」です。「紀元杉」の威厳あるたたずまいに魅了され、大自然のパワーを頂きながら、帰路に付きました。

紀元杉

紀元杉

素敵なガイドさんと一緒に集合写真

素敵なガイドさんと一緒に
集合写真

小さくて可愛いヤクシカ

小さくて可愛いヤクシカ

ヤクザルの群れ

ヤクザルの群れ

 海辺に戻って少し遅めの昼食です。「トビウオの姿揚げ」は、ちょっと感動の一品でした。その後、本坊酒造「屋久島伝承蔵」を見学し、種子島のメンバーと合流する為、宮之浦港からトッピー号で出発。屋久島を後にしました。

トビウオの姿揚げ

トビウオの姿揚げ

本坊酒造「屋久島伝承蔵」見学

本坊酒造「屋久島伝承蔵」見学

 ≪種子島コース≫

 屋久島から更に1時間で「宇宙に一番近い島」種子島に到着。種子島視察11名が下船しました。西之表港からバスに揺られること50分。種子島宇宙センター近くの昼食会場で「お刺身定食」を堪能するはずでしたが、見た目は普通のお刺身にちょっとテンションダウン!

 魚種を聞くと大阪では食することないできない、地元の魚ではありましたが・・・。

 気を取り直して、一路、種子島宇宙センターへ。敷地内に入るとその美しさと壮大さはまさに圧巻の光景です。施設バスに乗り換え、JAXAの広報担当の方と通訳の方が同乗し施設案内ツアーに出発。今回は、「大型ロケット発射場」「ロケットガレージ」「総合指令棟(RCC)」3施設を巡るツアーとなりました。「大型ロケット発射場」は、H-ⅡA・Bロケットが組立〜打ち上げまで行なわれている施設であり、実際に施設内を視察することはできませんでしたが、世界一美しい発射場に相応しい光景を満喫しました。

種子島宇宙センター

種子島宇宙センター

美しい敷地内

美しい敷地内

H-Ⅱロケット実物大模型前

H-Ⅱロケット実物大模型前

宇宙科学技術館前

宇宙科学技術館前

 次に、「ロケットガレージ」へ移動。そこには、本物のロケット(H-Ⅱ7号機)が分解された状態で展示されており、まさに「下町ロケット」の世界にエンジニアのみなさんはテンションMAX。H-Ⅱ8号機の打ち上げ失敗の原因究明のために、7号機は打ち上げされず、そのままの状態で展示されることになったそうです。

 最後に、打ち上げの心臓部とも言える「総合指令棟(RCC)」へ。ここでは、ロケット・人工衛星の発射前の準備や打ち上げに関する作業全般を円滑に進めるための指令管制を行なっています。多くのモニターが並び細心の注意を払い指令が行なわれ、ロケットの安全飛行が図られる重要施設です。モニターにある「UT」「JST」の謎が解けたときのスッキリ感は何ともいえず。。。

ロケットガレージ

ロケットガレージ

ロケットガレージ

ロケットガレージ

 興奮冷めやまない中、宇宙センターを後にし名勝「千座(ちくら)の岩屋」へ。波に浸食された海蝕洞窟で、中には千人が座れるとの言い伝えからその名がつけられたそうです。

 残念ながら、満潮時刻から間もなかったことも有り、すべてを見ることはできませんでしたが、自然の力を感じながら、一路、ホテルのある西之表市へ。

 ここで、屋久島メンバーと合流し汗を流した後は、地元の居酒屋さんで更なる親睦を深め、夜も更けていきました。

千座の岩屋

千座の岩屋

ホテル裏で見付けた「連合熊毛地協」事務所!

ホテル裏で見付けた
「連合熊毛地協」事務所!

ホテルサービス「宇宙の種水」

ホテルサービス「宇宙の種水」

「味処 井元」にて夕食懇親会

「味処 井元」にて夕食懇親会

【3日目】

 3日目は、とうとう最終日。全員で種子島の歴史散策です。種子島と言えば「鉄砲」。「種子島鉄砲館」で、その歴史に触れました。漂流していた難破船を助けてみると、何とポルトガルからの船。大金を支払い購入した「西洋鉄砲」を、刀鍛冶に真似て作らせたのが「鉄砲:種子島」の始まりとのこと。容易ではなかった開発を成功させ、種子島を日本の歴史の表舞台に出現させたのは、正に14代島主「種子島時尭」の先見の明と言えるでしょう。

国内外の古式銃約100挺を展示

国内外の古式銃約100挺を展示

集合写真(鉄砲館)

集合写真(鉄砲館)

 最後に、「月窓亭」で島のおじいさんの話や歌を聞き、琉球王国との交流など、種子島の様々な文化に触れる事ができました。きれいな桜島を横目に、西之浦港から鹿児島港に移動し、バレル・バレーで昼食後、「河内菌本舗」を見学し、鹿児島空港から帰阪しました。

月窓亭

月窓亭

地元の方による説明

地元の方による説明

四半的体験

四半的体験

集合写真(月窓亭)

集合写真(月窓亭)

桜島

桜島

河内菌本舗

河内菌本舗

 全員の協力により、予定通り全ての行程をスムーズに進行でき、本当に楽しい研修視察になりました。サポートしてくれたミヤコ国際ツーリストの田中さんに、心から感謝申し上げながら、報告とします。

 実は、16:45発の飛行機に乗る予定だったのですが、機体の整備等で10分程出発が遅れました。あまり気にしていませんでしたが、17:25に桜島が噴火し、以降は欠航したとのニュースを見ました。本当に恵まれた研修視察だったと、改めて思いました。

(事務局長 牟田和広)

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