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パラダイムシフトとは

  

桜とうさぎのイラスト 今年の年初めであるが文藝春秋発行の雑誌「諸君」に有名人77人の座右の銘が記載されており、それが興味深かったので購入してみた。

 その中のひとつが高崎経済大学 八木秀次教授(マスコミにも時々顔を伺うことができる)の座右の名として明治天皇の5か条のご誓文の3項とされているものである。

 私自身は学業において教科書にも記載され、教師から教わったのだろうが、その5か条なるものに真剣に目をやり、その意味あるところ興味深く感じとれたのはいささか遅かったかと頭をかく。

 その3項とは「官武一途庶民に至るまで、各其志(おのおのそのこころざし)を遂げ、人心して惓(う)まざらしめん事を要す。」となっている。八木教授の紹介からすると、まずこの御誓文は明治天皇が明治の新政府の基本方針(国是)を天皇自らが誓うという形で示され、日本の新しい形が示されたものであるという。

 その明治新政府の課題であったものが今(現在)の我々の時代の課題ではないかという。それぞれが志を遂げて、生きていることが嫌になるようなことがない社会をつくることが肝要であるというこの誓文の意味からすると私たち周りの絆の希薄・労働環境の悪化などなどあまりにも心配ごとが多すぎるのではないかと思う。

 明日に希望のもてる社会づくり、地域や家族の絆をもどそう、そういった活動が今求められているように思う。最近、パラダイムシフトという言葉が目立つ、それは何なのか真から考えてみたい。

(2009年2月16日、事務局長 平田茂徳)