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「わかりやすい!」は「むずかしい・・・」

青年部の頃

青年部の頃

 このコラムを目にしている方はやはり労働組合関係の方が多いと思います。

 私が労働組合に役員として関わったのは19年前、連合が発足して間もない頃です。役員になった当初は、青年部を中心に活動していました。

 当時は「わからないこと(言葉)」だらけ、「産別」「オルグ」「山場」・・今では日常会話としてなくてはならないキーワードですが当時はチンプンかんぷんでございました。

 7年前に書記長になってから、機関会議などで組合員の仲間に取り組み報告をするとき、「専門用語」の羅列になってしまっている自分に気づいて「組合員のみんなに伝わってるかなぁ・・」「執行部だけの理解にとどまってないかなぁ・・」と自問自答。5年前に委員長になってようやく「わかりやすい組合活動」を目標にできました。

 機関会議などではなるべく「専門用語はやめよう」「しゃべり言葉」でわかりやすく、質問の時間を多く取ることにしました。また、組合は民主党を支持しているのに、委員長・書記長って共産党の役職名みたいでわかりにくい、なので民主党の役職名を参考に、委員長→代表幹事、書記長→事務局長(民主党は幹事長なんですが自民党と一緒なのはいやなんで連合の役職名に)、執行委員→職場幹事にと、組合の規約を2年がかりで全面的(機関会議の体制等も)に変更しました。先輩諸氏からは賛否の多大なご意見を頂戴して、小さな労働組合内のほんのひとつの変革ですが「わかりやすい」方向に変えるのは本当に「むずかしい」ことの連続なんだなと実感しました。

 私はわかりあえなければ、絆は生まれないと思います、絆を生み出すために「わかりやすい」活動・変革をしなければならないと思うんです。7月11・12日に連合大阪南地域協はユニオンユースセミナーを開催しました。ここではあえて「労働運動とは」「連合とは」等の学習会とはせずに「仲間づくり」を主目標におきました。レクリエーションゲーム・オセリングで仲間の絆づくりをして、イベントの企画を一緒に造りあげる姿を見ていると、労働組合の原点を見た気がしてめっちゃ感動しました。

 このユースセミナーに参加した世代がこれからの組合・連合活動で活躍していく世代なんだなと思うと、彼らにつなげていく世代間の絆が必要になると感じました。連合運動のなかで「わかりやすい」活動・変革を、私たちの世代が頑張ることで次世代への絆を生み出し、地区協議会・地域協議会から連合運動の活性化につなげていかなければなりませんね。

 団結ガンバロウ!!

(2009年7月28日、連合泉州地区協議会 事務局長 藤原 一也)