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少しだけ世界の水事情

清流の写真

 私たちが日常当たり前のように使用している水道水ですが、世界の多くの国々で深刻な水の問題が起こっています。

 バーチャルウォーター(仮想投入水:物を作るときに使用する水量を計算する方法)によって、日本で農業に使用する年間の使用水量は590億立方メートルで、海外から輸入される農作物や穀物などを栽培する時の使用する水の量を計算すると640億立方メートルと輸入するバーチャルウォーターが大きく上回っているのが現状です。

 また、海外では大規模な農場で農作物を作るときに使用される大量の化学肥料や農薬などによって河川や湖、地下水まで汚染されている事実もあります。汚染された河川の水と知らずに、飲んだり炊事洗濯に使用する人々は多くいます。発展途上国では安全な水を飲めずに病気によって死亡する子ども達は180万人/年とも言われております。近い将来、安全な水の奪い合いで戦争が起きる可能性があるとも言われています。

 いま、日本が出来ることは自給率を少しでも高め海外からの輸入野菜や穀物を減らすことで海外からのバーチャルウォーターを減らすことが大切なのではないでしょうか。

(2009年9月18日、連合泉南地区協議会 事務局長 川端 豊)