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働く意欲まだまだ!!団塊の世代

 
OB会中西会長

OB会中西会長

 連合大阪南地域協議会は、連合結成20周年を機に「役員OB会」を結成しました。その目的は、「連合の地域運動を側面から支え、運動前進のため」にあります。

 あれから丸3年の歳月は流星のごとしですが、「運動を側面から支える」など、とんでもございませんでした。未だに少人数で細々と“親睦と交流”のくりかえしです。

 その背景には、構成会員のほとんどの方が現役就業者バリバリでおられることがありました。

 確か、OB会発足時にも、「団塊の世代が65歳に達し企業や組織から離れたとき、OB会という受皿の必要性がある。」と議論しました。ところが、団塊の世代は身体や頭脳が若く、やる気も十分あって、まだまだ働けると思っている人が圧倒的です。

 日本の高齢者65~69歳の人口に占める就業者の割合がここに来て急上昇中とか。

 それは今、日本で大変な勢いで進む“少子高齢化”の先にある「社会保障制度の維持が難しい社会の到来」を一番心配しているのが団塊の世代だからです。

 現状においても、働いて税金や年金,医療,介護,失業など各種社会保障システムを支えている現役世代が6.5割、支えてもらう側の年少・老齢世代が3.5割。言いかえれば2人で1人を支える2対1の社会です。

 これが、2060年にもなれば1人が1人を支える1対1社会が到来すると、国立社会保障・人口問題研究所が発表しています。

 人口減少の先には明るさや輝きは見えません。それを阻止するためには、若い世代にがんばって子どもをもっと多く産んでもらって、少子化にストップをかけるのが急務です。(少なくとも5人は産んでもらいたいです。)

 しかし、現実からいってそれは不可能です。だから、老後を悠々自適に暮らそうと思うのなら、働かざるを得ないのです。

 それはただ働くだけではなく、働く意欲のある高齢者の雇用機会を増やすことであり、培ってきた経験を生かせる環境づくりです。それが「経済の活性化」につながります。

 また、「高齢者が自分の経験や実力を生かし、労働に意欲を燃やしている。」ことこそ、何より健康であって、医療や介護のお世話にならずとも済みます。

 このことこそが、現役世代が支えておられる社会保障システムの負担軽減にいささかでも貢献できているのではないでしょうか。

 つまり、団塊の世代が健康で“総働き”することがOB会の「連合運動を側面から支える。」という目的に叶っていると思うのですが―――。やっぱり言い訳ですか。

健康が一番!

健康が一番!

 (2013年3月27日 連合大阪大阪南地域協議会 役員OB会会長 中西喜夫)