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連合活動の振返り

 
大阪南地域協議会前議長 鎌倉幸信さん

堺高地区役員時代

 昨年11月の連合大阪南地域協議会総会にて、連合堺高地区よりスタートした16年間の連合地域役員を卒業させていただきました。

 この間いろんな経験をさせていただきましたし、先輩諸氏に連合役員としての心構えなどを、教えていただきました。その中から、ふたつ紹介いたします。

 ひとつは、堺高地区の役員選考委員長でのことです。議長や事務局長をお願いに各単組・産別にお伺いした時に、先輩に云われました。「鎌倉君、連合の地区の幹事役員は全員、出身単組のトップに出てもらいなさい。執行委員では、一旦持ち帰り、委員長の意向を確かめてからになり決定が遅れる。行政や各団体に対しても、地区のトップばかりの幹事会であるということが、連合の地位を上げることになる。それが堺地区の労働団体が培ってきた労働運動の伝統である。」このように教えられ実践してきたつもりです。

 トップばかりの会議で、一番記憶に残るのは、民主党と自由党が統一して、初めての衆議院選挙の候補者推薦でありました。堺選挙区は党中央の決定した候補者でしたが、過去に労働界とは因縁のある方でした。連合大阪は大阪南地域協と堺地区協で推薦の可否を相談してくれとのことでした。大阪南の三役会で、ある産別代表から「組合員に説明できないから、いち抜けさしてくれ」といわれました。事務局長の立場として、たいへん苦慮いたしましたが、他産別の委員長が、「三役会は一枚岩でなくちゃならん。個人の好き嫌いで決めるんじゃなくて、大局的に見て統一見解を出そう」との意見が出され、連合として推薦の方向が決定いたしました。民主党の躍進のスタートでありました。

 次は首長との関係であります。連合は、制度政策要請を各自治体へ毎年提出しますが、その際は、首長との懇談を併せて行うのが基本方針であります。常日頃から、首長との信頼関係を築く努力も必要です。大阪南の事務局長の時代に、議長から教えられたのは、「連合の議長・事務局長は、いつでも電話一本で市長に会いに行けるようにしときなさい」ということでした。このことは今も、各地区では実施されているのではないかと思います。

 また、連合推薦をした首長候補は、大阪南が責任を持って、産別本部へ挨拶に連れて行くという方針が、信頼関係を築いてきたと思っています。

 今回は、手始めに振返りをさせてもらいましたが、役員OBとして機会があれば、またコラムに投稿させていただきたいと思います。

 (2014年2月27日 連合大阪大阪南地域協議会 役員OB会 鎌倉幸信)