- 日時:2015年9月15日(火)9:30〜13:00
- 場所:和泉市内
- 参加者:13名
<行程>
9:30 集合 JR阪和線 北信太駅 西改札口前
9:40 信太森葛葉稲荷神社
10:10 日本人造真珠硝子細貨工業組合展示場
10:30 喜田真珠工業所 見学
11:00 佐竹ガラス株式会社 見学
11:30 熊野街道(小栗街道)〜小栗判官の笠かけ松、照手姫の腰かけ石〜
12:00 昼食(弥生の里温泉)
13:00 解散 最寄駅 JR阪和線 信太山駅
大阪南OB会恒例の「こころ合わせイベント」が、今年も秋晴れのもと開催されました。
集合はJR阪和線北信太駅。駅前に見える大きな赤鳥居に誘われるまま進むと、ほどなく葛葉稲荷神社が見えます。ここは安倍晴明の母親(実は人ではなく狐)縁の地ということで、たくさんのお稲荷様が鎮座しています。その狐の名前が「葛の葉」ということで、神社の社紋ももちろん「葛」。不思議なことに、葉が一枚裏返った葉の紋様です。由来が気になる方は是非一度足を運んでみてくださいね。
また、境内には樹齢2,000年とも言われる楠の大木があり、和泉市指定天然記念物にも登録されているそうです。
次に向かったのは「日本人造真珠硝子細貨工業組合展示場」。人造真珠は、全国トップシェアを誇る和泉市の産業です。本物と見分けが付かないほど綺麗な人造真珠に感心した後、その製造過程を見学する為、喜田真珠工業所へ。伝統と品質を守りながら、ひとつひとつの玉を手早くコーティングしていく様は正に職人技です。参加者一同、無駄の無い作業工程と職人さんの動きに釘づけになりました。
ちなみに、この組合展示場で販売されている人造真珠は、この後卸業者から百貨店へ行きブランド名が付くと5〜6倍のお値段になるそうです!
続いて佐竹ガラス株式会社を訪れました。佐竹ガラスは、ガラス細工の元となる「工芸用色ガラス棒」を製造している会社で、昭和2年創業の老舗です。現在ではガラス棒を製造する会社の減少により、北は北海道、南は沖縄、更には海外まで幅広く展開されているとのことです。熱されたガラスが若い職人さんの手で細く長い棒状に伸ばされていく様は、まるで手品の様でした。
今回、葛葉稲荷神社、人造真珠、ガラス工芸と、今まで知らなかった和泉市の魅力を満喫し、泉州地域の奥深さに触れ、改めてこの地が好きになりました。
最後に、全ての企画・運営をお一人で担当して頂きました泉州地区OB会和田事務局長と、当日ご案内頂いた和泉市ボランティアガイドのお二人に感謝を申し上げ、報告とさせて頂きます。
(事務局 大林)