2018年4月9日(月)〜10日(火)、堺地区協議会の一泊研修会が開催されました。
連合堺地区 | 議長 | 藤原 広行 |
議長代行 | 豊岡 耕作 | |
副議長 | 片田 栄一 | |
副議長 | 村上 朋弘 | |
副議長 | 稲葉 允 | |
副議長 | 山口由紀子 | |
事務局長 | 吉田 大輔 | |
事務局次長 | 田中 秀和 | |
幹事兼会計監査 | 向井 貴昭 | |
幹事 | 平見 勇 | |
幹事 | 和田 真一 | |
幹事 | 河村 蒼 | |
連合大阪南 | 議長 | 清水 俊雅 |
事務局 | 大林 妙子 | |
森山事務所 | 前所長 | 平田 茂徳 |
議員団 | 衆議院議員 | 森山 浩行 |
堺市議会議員 | 小堀 清次 | |
木畑 匡 | ||
西 哲史 | ||
渕上 猛志 | ||
国会議員(当日お会いした順) | ||
衆議院議員 枝野 幸男 | ||
衆議院議員 野田 佳彦 | ||
衆議院議員 長尾 秀樹 | ||
衆議院議員 武内 則男 | ||
参議院議員 川合 孝典 | ||
参議院議員 難波 奨二 | ||
衆議院議員 辻元 清美 | ||
衆議院議員 尾辻かな子 |
4月9日(月) | 国会議事堂見学 |
森山事務所訪問 | |
連合推薦議員団との政策懇談(衆議院第二議員会館 第5会議室) | |
4月10日(火) | 厚生労働省との意見交換(衆議院第二議員会館 第5会議室) |
※厚生労働省参加者9名 | |
衆議院本会議傍聴 |
参加者所感
(堺地区協議会 議長 藤原広行)
2018年4月9日(月)〜10日(火)、連合堺地区役員と連合推薦議員団による合同一泊研修会(政策懇談会)および厚生労働省との意見交換会に参加しましたので、報告いたします。
初日の午後に衆議院第二議員会館に集合した後、国会議事堂内を見学しました。私自身は昨年の2月に見学させていただきましたので、今回は少しゆとりを持って見学することができましたが、連合堺地区役員の中では初めて見学する役員もいて、その感動している姿を見ると国会議事堂の存在感を再認識しました。
その後、立憲民主党・森山浩行衆議院議員事務所に表敬訪問しました。昨年の研修会時は元衆議院議員であった森山氏が、今回は衆議院議員として活動されていることを実感できました。続いて、立憲民主党代表・枝野幸男衆議院議員事務所と野田佳彦衆議院議員事務所を訪問し、挨拶と意見交換をさせていただきました。
15時からは同会館第5会議室をお借りして、連合堺地区推薦自治体議員団(いずれも堺市議会の小堀清次議員・木畑匡議員・渕上猛志議員・西哲史議員)との政策懇談会をおこないました。懇談会では、昨年度の政策・予算要請に対する堺市からの回答評価をおこなうとともに、今年度の取り組み等について各議員と意見交換しました。
この懇談会の間にも、各議員がスケジュールの合間を縫って来訪され挨拶を受けました。来訪順に、長尾秀樹衆議院議員、武内則男衆議院議員、川合孝典参議院議員、難波奨二参議院議員、辻元清美衆議院議員、尾辻かな子衆議院議員の各議員から挨拶と活動報告を受けました。
2日目は、厚生労働省との意見交換会が設定されており、働き方改革実行計画に基づき各テーマに沿って担当局から説明を受け、意見交換をおこないました。
まず「柔軟な働き方がしやすい環境整備」をテーマに、雇用環境・均等局および労働基準局からテレワークと副業・兼業の推進について説明を受け、意見交換しました。次に「女性・若者の人材育成など活躍しやすい環境整備」をテーマに、雇用環境・均等局および人材開発統括官付担当官から、個人の学び直し支援の充実や多様な女性活躍の推進等について説明を受け、意見交換しました。続いて「病気の治療と仕事の両立」をテーマに、安全衛生部労働衛生課から『事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン』を中心に説明を受け、意見交換しました。この問題について、私から「脳疾患や心疾患・がんなどの病気と闘いながら働き続けたいと思っている組合員が多く存在していながら、サポート体制の構築ができていないのが現状です。各労使間だけでは限界があり、厚生労働省としても実態を把握したうえで強く推進していただくことを求めます」と意見提起しました。
午後からは、国会議事堂において第196国会の本会議を傍聴しました。本会議が始まると、議場はそれなりの緊張感はありましたが、想像していたほどの重厚な雰囲気は感じられませんでした。本会議では、4つの法律案の審議がおこなわれましたが、国民の代表である国会議員が大切な法律案を審議する国会の本会議を、子どもや学生が見学した時にどう受け止めるのか知りたい気がしました。
今回の合同一泊研修会で感じたのは、昨年の研修会から1年2ヵ月が経過し、解散総選挙を挟み、新党ができたことにより勢力図が大きく変化して目まぐるしく変わる政治状況の怖さを痛感しました。また、今回初めておこなわれた厚生労働省との意見交換会は大変有意義なものでありました。連合も参画している働き方改革実現会議における『働き方改革実行計画』の趣旨は理解しますが、実効性という観点から見れば、働く者の現場の声や実態が反映されているとは思えません。これからも、労働者の視点に立った制度・政策がなされるよう推薦議員と連携を密にし、活動に邁進していかなければならないことを再認識させられた研修会でありました。
(堺地区協議会 副議長 稲葉允)
過去に国会議事堂の見学には行ったことはあったのですが、今回初めて議員会館を訪問して各議員のお話を直接お聞きすることができ、また衆議院本会議も傍聴することができて、とても有意義な研修会でした。森山議員をはじめ、党幹部の議員の皆さんや、各産別代表議員の皆さんの熱い想いを直にお聞きし、肌で感じ取ることが出来ました。
政治を身近に感じることを広めていくために、直接議員のお話をお聞きする、本会議を生で傍聴し、テレビなどからは伝わらない臨場感を感じること、これらが重要であることを改めて実感しました。
私たちの声を国に届けるために、一人でも多くの議員を国会に送り込んでいかなければいけないと再認識しました。
(堺地区協議会 事務局次長 田中秀和)
昨年に引き続き参加させていただきました。
国会議事堂内の見学に加え、本会議の傍聴もできましたし、厚生労働省の方々との働き方改革に関する意見交換会にも参加させていただくことができ、非常に自分自身にとって有意義なものとなりました。
森山議員をはじめ、秘書の方や関係者の皆様に大変お世話になりました。
ありがとうございました。
(堺地区協議会 幹事 向井貴昭)
(1)国会議事堂見学
昨年に引き続き、国会議事堂見学に参加しましたが、昨年とはまた違う視点で視察することが出来ました。初めての時は見るもの全てに圧倒されてしまい独特の雰囲気にのまれていましたが、今回は基礎知識を踏まえての見学でしたので、客観的に自分の見るべき視点で見学する事が出来ました。
やはり昨年同様に、実際に自分で見て感じる事により、政治に対する自分自身の姿勢や考え方がより一層強くなります。あらためてこのような貴重な体験に参加出来た事に感謝を申し上げます。
(2)森山事務所訪問
昨年の国会議事堂見学と大きく違う点は、まさにここにありです。衆議院第二議員会館613号室が森山議員の事務所でした。改装されてキレイになり以前と比べて広くなったと聞いていた通り、入口も広く、その先には秘書の皆さまのデスクが並べてあり、そしてその右奥の部屋が森山議員のデスクワークになっており、隣の部屋には打合せが出来る会議室がありました。この事務所で森山議員が活動している事をあらためて実感できました。
あと森山議員の計らいで、立憲民主党の代表である枝野幸男議員の事務所、更には野田佳彦議員の事務所訪問をする事が出来、短い時間でしたが有意義な時間を過ごせました。
(3)国会議員との懇談
忙しい中、また急な依頼にも関わらず貴重な時間を使って第5会議室までお越し頂いた、武内則男議員・尾辻かな子議員・難波奨二議員・川合孝典議員・長尾秀樹議員・辻元清美議員に感謝を申し上げます。
(4)厚生労働省との意見交換
我々労働組合にとって働き方改革は重要な位置付けであり、その働き方改革の中心的役割を担っている厚生労働省との意見交換は大変意味のあるものでした。大きなテーマとしては3つに絞り、各担当者より説明があった後、質疑応答形式で進める内容でした。せっかくの機会でしたので、私は女性活躍推進について弊社の状況と企業に対する厚生労働省からの働きかけについて意見を申し上げました。
このような機会は初めての事で、この意見交換の場だけでも今回の研修会に参加する意義があったと言っても過言ではありません。またこのような機会を設けて欲しいと感じました。
(5)本会議の視察
当初は委員会が開催していれば視察できるプランでしたが、本会議を視察できると分かりテンションはMAXとなりました。当然ながら傍聴するにはセキュリティーが厳しく、携帯一つ持ち込めない状態でした。本会議場は人が入っていない時とは全く別の顔になり、報道でよく観るあの躍動感あふれる状態の様相を呈していました。スケジュールの関係上、半分ほどしか傍聴出来ませんでしたが、実際に体感する事ができ、自分自身のひとつの経験値を積み重ねる事ができたと思います。
本会議の視察は、2日間の最後の締め括りに相応しい内容でした。ぜひ今回参加できなかった皆さまには、次回の参加をお勧めしたいと思います。ありがとうございました。
(堺地区協議会 幹事 平見勇)
生まれて初めての国会議事堂・議員会館視察をさせていただきました。以前から国会へは行きたかったのですが、タイミングが悪く行くことができませんでした。今回、一番印象に残ったのが、厚生労働省との意見交換でした。働き方改革実行計画の中で、3つのテーマに絞り、概要やこれまでの取り組み説明をしていただきました。特にテレワークについては、柔軟な働き方がしやすい環境整備が不可欠であるが、運用方法を間違うと不払い労働にも繋がる恐れがあることを踏まえ、慎重な運用が求められると認識しました。
国会議事堂見学では、中々観ることのできない場所の見学や国会本会議の傍聴等もさせていただきました。立憲民主党議員の代表質問も聞かせていただきましたが、自民党議員の「ヤジ」の多さには考えさせられることもありました。それでも、全体的に有意義な研修となりました。
また、国会議事堂の中には3つの海外で造られた製品があることも教えていただき大変驚きました。早速、家族に話をしましたが、【ステンドグラス・マスターキー・郵便ポスト】の3つは、誰ひとり当てることができませんでした。機会があれば、家族でも参加してみようと考えています。この研修でお世話になりました全ての皆さんに感謝申し上げます。