- 日時:2017年5月20日(土)10:00〜19:00
- 場所:大阪府羽衣青少年センター
- 参加者:受講者52人,スタッフ12人
- 主催:連合大阪大阪南地域協議会(研修小委員会)
- 共催:大阪南地域労働者福祉協議会
- 協賛:一般社団法人 大阪労働者福祉協議会
研修小委員会が主催するユニオンセミナーを、52名の参加者を得て、大阪府羽衣青少年センターで開催しました。
吉田事務局次長の司会で始まり、冒頭、佐々木議長から主催者を代表して、「1日笑顔で過ごして仲間をたくさん作りましょう。」とのあたたかい挨拶を頂きました。
次に、恒例の田中事務局次長による「アイスブレイキング」で、参加者の緊張をほぐしていただきました。ボディタッチは絶対にダメ!との指示を守りながら、見事に笑顔を引き出していくテクニックはさすがです。名札に書いたニックネームを暗唱するゲームも行い、班としての繋がりも生まれました。
緊張が解けたところで最初の講義、木村副議長による「労働組合の役割と職場の活動」です。テーマは昨年と同じですが、今年は労働組合の基礎的な役割・活動の解説に加え、「メンタルヘルス」のワークを取り入れました。対象を問わず課題となっている事柄ですので参加者の関心も高く、今後も主要な題材として取り入れていければと思いました。
ここでお昼休憩。昼食は、カレーがメインのバイキング形式でした。サラダも豊富で女性にも、沢山食べる男性にも好評でした。
休憩後、2つ目の講義として、大阪労福協の三田事務局長による、「労働者自主福祉運動とは」を行いました。労金や全労済が誕生した歴史を振り返る事で、労金・全労済は銀行や保険といった「事業」ではなく、働く仲間による助け合いの「運動」なのだという力説に、驚きと発見があったのではないでしょうか。
実際、参加者アンケートでは、「労金・全労済は普通の企業だと思っていた」という意見も少なからずあり、労働者自主福祉講座の重要性を改めて感じました。
3つ目の講義は、木村副議長による「ファシリテーションスキル」。Win-Winの答えを引き出す為には、最初から多数決で決してはいけない。時には黙っている人に意見を求めるなど、少数派の意見に耳を傾ける努力が必要だとの指摘に、参加者は聞き入っていました。
講義後、実践形式として役割分担のあるシミュレーションを行いました。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、白熱した議論が繰り広げられ、参加者は意見をまとめることの難しさを学びました。(議論を楽しくするためのちょっと乱暴なチョコレートサービスも好評だった様です!)
その後、スポーツイベントとして班対抗の「ソフトバレーボール」を実施しました。やってみるとなかなか面白いスポーツですが、回転レシーブが飛び出すなど、ヒートアップする参加者に役員はハラハラしっぱなしでした。(勿論、全労済の行事スポット共済は掛けていますが。)
最終的には6班の全勝優勝、2位7班、3位3班となりました。5班にも1勝くらいさせてあげたかったのですが、メンバーは全敗でも楽しそうだったので良かったです。
集合写真を撮った後、夕食懇親会は班毎に別れてのバーベキューです。スポーツイベントでより身近になった参加者達は、和やかに談笑しながら、企業や業種を超えた親睦を深めていました。班メンバーで連絡先のやり取りをしているのを見て、このセミナーが仲間づくりの一助となれたことを実感でき、とても嬉しく感じました。
最後に野内副議長から、「この繋がりを大切に」との挨拶を頂き、第28年度のユニオンセミナーを終了しました。
今回は52名もの参加者により、本当に盛り上がったセミナーとなりました。今回の参加者が、自組織で楽しかったと報告してくれれば、次回も多くの参加者が得られるのではないかと期待しています。役員一同、それに負けないセミナー作りに努力します。
(事務局長 牟田和広)