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港西なにわ・淀川地区協議会合同で1泊幹事会・研修会開催

  • 日時: 2013年5月12日(日曜日)~13日(月曜日)
  • 場所:大型放射光施設「SPring-8」および「SACLA」(兵庫県)
  • 参加者:25名

 淀川地区協議会は、港西なにわ地区協議会との合同で一泊幹事会と研修会を開催しました。

 
SPring-8の全景

SPring-8の全景

 本年度は、それぞれの地区の幹事会を三朝温泉(鳥取県)で行い、翌日は研修会として、播磨科学公園都市(兵庫県佐用町)の理科学研究所内にあります大型放射光施設「SPring-8(スプリング8)」と「SACLA」の見学に行きました。甲子園球場が36個入るという広大な敷地の中で、独立行政法人が運営する研究所施設で、常時、研究者を除き約500人で管理運営にあたっているそうです。

 「SPring-8」は、放射光と呼ばれる非常に明るい光を使って、原子レベルの微細な構造や動きを観察することができる、言わばスーパー顕微鏡です。日本国内はもとより、海外の研究者にも広く開かれた共同利用施設でおよそ2000件の実験が行われています。研究分野としては、バイオテクノロジー・ナノテクノロジー・考古学・産業・惑星科学等、幅広く活用されています。スプリング8の施設は周長が約1.5kmもある大きなリング状のもので、そこで、放射光を作り出し、その光を研究者が同時に利用するため円形に作られています。

 また、同施設内にある「SACLA」も見学、この施設はX線自由電子レーザー施設で、このレーザーを使うと、月から地球上にいる一匹のアリまで見ることができるという、驚くべきものです。今回の研修は、貴重な施設を見学することができました。研究分野では、「2番手は、いつも1番の背中を見てしまうが、1番には、新しい発見がある」そうです。(2番手ではダメな理由・・・)難しくて、聞けば聞くほどわからなかったとか、施設の隣のゴルフ場の方に興味をもった方もおられたようですが、両地区の懇親も深められ有意義な研修となりました。平日なら申し込めば、誰でも気軽に見学ができます。

SPring-8の概略説明

SPring-8の概略説明

SACLAの内部

SACLAの内部

SPring-8の内部1

SPring-8の内部

SPring-8の内部

SPring-8の内部

幹事会(港西なにわ地区)

幹事会(港西なにわ地区)

幹事会(淀川地区)

幹事会(淀川地区)

港西なにわ地区の参加者のみなさん

港西なにわ地区の参加者のみなさん

淀川地区の参加者のみなさん

淀川地区の参加者のみなさん