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連合 政令指定都市地域協議会「第22回連絡会議」に参加

  • 開催日:2017年6月8日(木) 14:00~
  • 場所:新潟市 万代シルバーホテル
    参加者:11人

 近畿でも気象庁より梅雨入りされた中、連合政令指定都市地域協議会第22回連絡会議が新潟市で開催されました。今回は、飛行機での移動となり、新潟空港に到着しましたがあいにくの小雨模様です。大阪市地域協議会一行は、杉本議長ほか各地区協議会議長・事務局長中心に10名の参加しました。新潟と言えば、「お米」が代表され「酒蔵」のイメージが強かったのですが、加えて米加工品を中心に食品製造業が発展したところです。例えば、「柿の種」の亀田製菓、「ルマンド」のブルボン、「さとうのごはん」の佐藤食品工業など、全国トップレベルのシェアを持つ大企業が多く立地しています。

 第22回連絡会議は、会場であります万代シルバーホテル5F「万代の間」で定刻の14:00から開催されています。開催地挨拶としては、新潟地域協議会 石本伸二議長より歓迎のご挨拶があり、来賓挨拶は、連合新潟 牧野茂雄事務局長、そして新潟市長 篠田 昭さまの二人よりいただいております。政令都市となって10年目となります新潟市ですが、水田面積が全国で1位、食品自給率が68%と、新しいタイプ政令都市「日本一安全な政令都市」と立地環境に応じた取り組みが印象的でした。

会議のようす

会議のようす

新潟地域協 石本伸二議長

新潟地域協 石本伸二議長

新潟市 篠田 昭市長

新潟市 篠田 昭市長

 講演としては、DVDでの新潟市の紹介の後、新潟市農林水産部ニューフードバレー特区 齋藤和弘課長よりご講演を頂いています。サブタイトルとして、「~農業を核に地方創世のトップランナーに~」とうち出し、①企業の投資や人材を呼び込み、地域経済を活性化、②国と地方が連携し、国際競争力の高い拠点を形成することとされ、2014年5月1日に国家戦略特区指定とされています。特に、農業を核とした成長戦略として、12次産業化の推進がおこなわれています。12次産業化とは、6次産業化の取組みに加え、新潟市が有する広大な農地、恵み豊かな里山などの自然環境、そこから生み出される農作物や間伐材、それに携わる人材といった豊富で多様な田園資源を、「福祉」や「教育」など生活に密着する分野にも活かしていくことで、産業や雇用の創出を図るとともに、全ての市民が地域への愛着と誇りを持ちながら、健康で生き生きと安心・安全に暮らせるまちづくりを目指すものだそうです。まさしく新しいタイプの政令指定都市として、今後、成長していくことになりそうです。是非とも、注目してください。

地協報告する大阪南地域協 牟田和広事務局長

地協報告する
大阪南地域協 牟田和広事務局長

 地協報告では、①熊本地域協議会 西村辰明議長代行より昨年4月12日以降に発生した熊本地震から1年、復興・復旧への現状報告、②大阪南地域協議会 牟田和広事務局長より地域活動報告がされました。2018年は、大阪南地域協議会(堺市)での開催予定となっています。ご健闘を祈念します。

 20政令都市より139人の方が参加され、現状取組みの共有とそれぞれの地域協議会との意思疎通が図られました。参加された皆さま、お疲れさまでした。

集合写真

集合写真