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連合・政令指定都市地域協議会
第15回連絡会議開催される(仙台市)

 5月27日(木)~28日(金)にかけて連合・政令指定都市地域協議会「第15回連絡会議」が、杜の都・仙台市において開催されました。気候は例年になく肌寒く、4月中旬頃の気温で低温注意報が出されていましたが、新緑の奥深さを感じながらの一泊会議となりました。

 今回の連絡会議には、政令指定都市19都市中、17都市の地域協議会から134名の参加があり、発足から15年目の節目の開催となったこと、また、連合結成から20年を迎えることから、従前の会議内容を変更し、仙台市からの講演に続いて、連合本部から南雲事務局長を招いて、「連合運動20年新たな展開と地域協議会の役割」と題して基調講演を受けました。

 1989年11月の連合発足当時からの大会スローガンをもとに、連合がめざしてきた運動目標について振り返りながら、昨年8月の総選挙において悲願であった政権交代が実現したことを踏まえ、これからの連合運動の組織的・運動的な課題や政策面からの取り組みなどについて、連合本部からの提起を受け、特に、連合運動の特徴である縦の構成組織と横の地域組織の運動の連携強化を一層はかっていくことの重要性を共有してきました。ちなみに、1989年11月21日に開催された統一大会のスローガンは、「平和 幸せ 道ひらく」であり、20周年を迎えた昨年の第11回定期大会は、「すべての働く者の連帯で、希望と安心の社会を築こう」でした。

 また、基調講演を受けての意見交換では、3地域協議会からの発言があり、大阪市地域協議会からも廣石事務局長から、「政権交代が実現した中での連合政策要求のあり方と重要性」また、「より実現性の高い政策活動を推進する立場からの運動構築」、そして「全国の地域運動を担う仲間との経験交流の場の設定」について発言し、議論参加してきました。

 今回、大阪市地域協議会からは12名で参加し、政令都市の仲間との交流を深めるとともに、仙台といえば、その発祥の地と言われる「牛タン焼き」を堪能?してきました。仙台市内に27の専門店が70店舗を展開している中、イチ押し店は「牛タン炭焼 利久」でした。仙台に行く機会があれば、是非、立ち寄るべし。

 来年の「第16回連絡会」は、広島市で開催することを確認し、終了しました。

  • 開催都市を代表して挨拶する連合宮城仙台地協 小出裕一議長

    開催都市を代表して挨拶する
    連合宮城仙台地協 小出裕一議長

  • 基調講演を行う連合本部 南雲弘行事務局長

    基調講演を行う
    連合本部 南雲弘行事務局長