(2020年6月19日)
新型コロナウイルス感染防止のため非常事態宣言が出され、全国で一時休業やテレワークの対応をせざるを得ない状況が続いていました。このなか、連合大阪泉州地区協議会の幹事単組である関西競走労働組合は、自宅でできる社会貢献の取り組みとして「手作りの布マスクとダスター」を全組合員で作成されていました。
関西競走労働組合から、連合泉州地区を通じて、作成した「手作り布マスクとダスター」を地域への社会貢献に役立てて欲しいと申し出があり、自治体へ寄贈することとしました。
寄贈は、関西競走労働組合の地元自治体である岸和田市と、子ども食堂の支援活動を行っている濱田市議会議員を通じて、和泉市へ行いました。
2020年6月19日、寄贈に伺った和泉市では、この取り組みへ辻市長から感謝のご挨拶と表彰がなされました。
寄贈へは、関西競走労働組合表委員長、西又書記長、寄贈の橋渡しをいただいた濱田和泉市議会議員、連合大阪から泉州地区協松本事務局長と大阪南地域協藤原事務局長の5名で伺いました。
辻市長からは和泉市でのコロナ対応の報告と実情についてお話があり、意見交換もさせていただきました。
意見交換では辻市長より、コロナ感染防止対策や、国からの支援金事業の窓口である自治体での膨大な業務への対応が報告されました。また、今後の対応についても迅速に行っていきたいと述べられ、寄贈された「手作り布マスクとダスター」については、再開される子ども食堂等へ届けたいとのお話をいただきました。
表委員長からは、「業務多忙な職員への労いを是非お願いしたい。今後とも労組として地域への社会貢献活動を積極的に取り組みたい」と表明がなされました。
連合大阪としても、コロナ禍での働き方改革や感染防止対策等について自治体行政への要請行動に反映させていかなければならないと考えます。
今回の関西競走労働組合の取り組みは、どの様な状況でも「組合員の団結で社会に貢献できること」が示されたと思います。連合大阪南地域協議会の社会貢献活動への取り組み方のお手本としたいと考えます。
(2009年3月〜)