(2020年9月19日)
2020年9月19日(土)連合大阪大阪南地域協議会の第31年度役員研修会が、大阪南地域・地区協議会役員、構成組織役員、推薦議員、大阪南OB会役員の参加者を得て、WEB研修会として開催されました。当日は配信会場の役員を含め58人が視聴しました。
この研修会は、連合大阪南研修小委員会が主体となり、大阪の今後を大きく左右する「大阪市廃止を問う住民投票」「大阪都構想」の問題点を理解し、連合大阪がなぜ反対の方針を打ち出しているのかを確認するため企画されました。当初は7月18日開催予定でしたが、コロナ禍のなか延期を余儀なくされ、9月19日まで持ち越しとなりました。
三密対策をしたうえで100名規模での研修会を企画し会場を設定してきましたが、新型コロナウイルス感染症対策を万全とするためWEB研修会の形態をとり、開催にこぎつけました。
研修会は2部構成とし、第1部は講義形式で「大阪都構想」の制度面の理解を深めることを目的とし、自治労大阪府本部より宮崎副委員長を講師にお迎えしました。
講義では「前回の制度との違いって何?」「一部事務組合って何?」など、大阪市以外では中々、実感がわかない問題をわかりやすく解説いただきました。
第2部はパネルディスカッション形式で、コーディネーターは西堺市議会議員、パネラーは、連合大阪から黒田副事務局長、大阪府議会から野々上府議会議員、大阪市会から福田市会議員に登壇いただき、第1部での課題をさらに深めるとともに周辺自治体への影響を議論いただきました。
参加者からは、「大阪府、大阪市の議員の話を聞く機会があまり無いので聞けて良かった。」「このまま大阪市の都構想化が進めば、次に周辺の市町村に拡大影響することが良く解った。」「堺市は飲み込まれる危機感。もっと離れた、欲しくないと思われている市町村は、放ったらかしにされる危機感を持っています。」など、率直な感想を頂きました。
この研修会で学び、感じた内容を、是非単組組合員の皆さんと共有し、議論頂ければと思います。
最後に、事務局との打合せが満足に出来ない状況であったにもかかわらず、素晴らしいコーディネーター力を発揮してくださった西議員に心より感謝申し上げます。
(2009年3月〜)