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(2022年6月17日)

時節講演会

  • 日 時:2022年6月17日(金)16:00〜17:30
  • 場 所:DDS+オンライン(Zoom)
  • 参加者:74人(現地:45人,オンライン29人)
  • テーマ:「報道現場からみた、この10年の大阪の行政」
    講師 毎日放送 西 靖 チーフアナウンサー

 2022年6月17日(金)、連合大阪大阪南地域協議会「時節講演会」が、大阪南地域・地区協議会役員、単組役員、労組事務担当者、その他関係者74人の参加者を得て、オンラインを併用して開催されました。

司会(藤原事務局長)

司会(藤原事務局長)

主催者挨拶(森議長)

主催者挨拶(森議長)

 本講演会は、報道の立場から見たこの10年の大阪の行政を語って頂こうという思いで企画されました。毎日放送に要請をいたしましたところ快諾頂き講演会が実施できる事となりました。

 当初は、2月5日(土)開催で準備を進めてきましたが、講演を行っていただく西靖チーフアナウンサーが新型コロナウイルス感染症に罹患され、急遽延期となっていました。

 その後、府内の感染状況も落ち着きを見せ、4月には放送局の番組改編もあり6月の開催となりました。

 講演では、情報番組と報道番組の違い「情報番組は二次情報がメインであるが、報道番組は、独自の取材による発信が基本」の説明に始まって、放送局の原稿システムを活用してキーワード検索で「この10年間」を振り返りました。

 まずは、報道原稿の中のリード文や本記のなかに「連合」というキーワードが出てきた回数が18件という状況に驚かされました。また、「労働組合」というキーワードでのオンエア原稿は220本という状況で反復的に登場するのは「メーデー5本」「労働相談4本」でそれ以外では橋本氏と組合との関連が多く、2015年を境に少なくなっています。

 近年では2020年から、「新型コロナ」が報道の軸になり、そのなかで「吉村大阪府知事」の評価が高くなっています。大阪では、いわゆる庁舎内での「定例カコミ取材」やマスコミ会見などが二次情報素材となり府外の各情報番組にも活用され吉村知事の露出度アップの要因となっています。また、未知のウイルスであり国の対応の遅さもあって、「国にモノ申す姿勢」に共感が生まれていることもあります。

 現在、放送局ではテレビにおける報道番組と情報番組(ワイドショー)の融合が進んでいる状況も、このようなキーワード検索の結果の要因のひとつではないでしょうか。

 今後の放送局や新聞を取り巻く状況についても、利用するメディアがテレビからネットへ移り変わり、放送局の収入源である広告料がテレビをネットが上回っている状況です。

 10代のメディア利用は、ネットが中心であり、テレビを見なくなっています。広告料のネットへ移り変わりによる財政の悪化が、取材体制の不足に繋がり、独自の取材力が低下することと、報道番組と情報番組(ワイドショー)の融合と相まって、二次情報素材を多用した番組づくりが進むことが懸念されるところです。

 報道現場で、西チーフアナウンサーが、この様な危機感をもっておられることに、心強さも感じながら、私たち連合の運動が地域の皆さんに理解・共感されるようなものでならないと思いました。

講演会風景

講演会風景

西アナウンサー

西アナウンサー

質疑応答
質疑応答

質疑応答

 最後に、本講演会をお受けいただいた西チーフアナウンサーには、全くなんの手当も出ないことが明かされ、参加者一同感謝と慰労の拍手で終了いたしました。

 因みに、西チーフアナウンサーは岡山県から、「おかやま晴れの国大使」を任命されているとのことです。安心して旅行ができるようになりましたら、是非とも岡山県へ観光に来てくださいとのメッセージをいただきました。

(事務局長 藤原 一也)

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