2012年11月9日(金)15時より、ホテル第一堺にて連合大阪大阪南地域協議会 第4回地域委員会を開催しました。概要は以下の通りです。
- 参加人数 代議員70名、役員23名
- 総会議長 電機連合 シャープ労働組合堺支部 稲葉 允氏
日教組 堺教職員組合 川井 俊治氏
内容
<報告>
- 第23年度活動経過報告
- 第23年度会計報告・会計監査報告
<議案>
- 第1号議案 第24年度補強方針(案)
- 第2号議案 第24年度予算(案)
- 地域委員会決議 採択
第23・24年度補強方針
絆(きずな)
[1]はじめに
連合大阪大阪南地域協議会は、第20回定期総会(2011年11月11日)で第23年度・24年度の運動方針を確立した。
連合大阪は、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け多くの活動を展開している。その中でも地域・地区の果たす役割は大きく、この1年連合大阪の地域組織としてその任務の一翼を担ってきた。常に地区との連携を図り、働く者の代表として働きやすい・暮らしやすい街づくりを目指し、顔の見える連合活動に取り組んできた。
私たちは職場の組合員に信頼される活動、非正規労働者や未組織労働者を視野に入れたそれぞれの地域に根ざした取り組みをしていかなければならない。さらには労働組合の権利や主張を否定するかのような手法に対して、毅然とした態度で臨むことが必要である。労働者の生活の安心安全を守るためにも、より一層連携した労働運動の取り組み強化が必要である。
こうした状況認識から、向こう1年間の運動方針を補強し、「絆」を基軸として「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みをさらに強化していくこととする。
[2]具体的な活動
1.組織運動
1)各産別組織の協力を得ながら傘下組合への訪問を実施し、中小労組との繋がりを強化するとともに、未加盟組織及び地域の未組織労働者との情報交換を推進する。
2)OB会と現役との交流会を実施して連携強化を図る。
3)「ライフサポートセンター大阪南」の広報を充実させ、地域の相談件数を増やしていく。
2.政治運動
民主党政権において子ども・子育て施策の拡充や雇用・労働に関連した法改正など、連合の政策要求が実現した。しかし、政権運営の未熟さやマニフェストに対する期待の裏返しから、民主党への支持率は急速に低下している。その影響から地方自治体選挙において、推薦候補者が落選していることは誠に残念である。
次期の第46回衆議院選挙および第23回参議院選挙では「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて民主党が政権を維持できるよう、議席確保に向けた取り組みを強化する必要がある。各地区協は連合推薦議員との連携を深めることが大切である。また、首長・市町議会議員選挙では支援候補者の必勝に向けて地域地区が相互応援して一丸になって取り組む。
1)各地区と衆議院議員との情報交換会を開催する。
2)各地区において推薦議員団との政策懇談会を開催する。
3)政策・予算要請と同時に首長と地区代表の意見交換会を実施する。
3.地域・地区で顔の見える労働運動
3つの地区協議会と、運動の方向・内容の共有化をはかり、「絆」を基軸として連携を深めていく。より顔の見える労働運動のために、「連合大阪の日」に合わせた街頭行動の継続、独自のホームページでの広報活動の充実、民主団体やボランティア団体との積極的な連携を行う。
4.組織運営
活動の質の向上をめざし、課題ごとに小委員会を設けて運営をしてきた。今後、さらなる活動強化に取り組む。
1)組織強化小委員会
・連合大阪の方針に基づき、未加盟組織リストを活用し各産別と情報交換しながら組織拡大を図る。
2)政策小委員会
・各地区の政策委員との議論を重ねる中で、各市町及び産別単組の課題を抽出し、政策・予算要請の時期や提出方法を検討する。
3)社会貢献小委員会
・環境行動ではクリーンキャンペーンの継続で労使共催を軸に会社側への働きかけを進める。
・社会貢献活動を盛り上げる取り組みについて、産別や単組で行っている活動紹介をする。また、感謝(表彰)制度の新設を検討する。
4)研修小委員会
・将来の組合の担い手育成と各単組での女性役員登用のために、ユース層をターゲットにしたセミナーを開催する。
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→連合大阪大阪南地域協議会 第4回地域委員会
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