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大阪希望館事業へ10万円寄付

須川議長(右)から山田代表(左)へ寄付金を贈呈

須川議長(右)から山田代表(左)へ
寄付金を贈呈

 大阪市地域協議会は、2月25日に開催した第15回幹事会において、昨年1年間のチャリティ活動を通じて集まった募金から10万円を大阪希望館事業に寄付することを確認し、3月4日、須川議長から大阪希望館運営協議会山田代表に贈呈させて頂きました。

 2008年秋のリーマンショック以降、世界的な経済不況が深刻化し、大阪においても派遣切りや雇い止めによって仕事も住まいも失ってしまい、野宿同然の状態で相談に駆け込む人達が急増する事態となりました。こうした中、「支えあい」の気持ちを大切にしながら、再出発できる自立支援施設の必要性が共有され、多くの方々の協力を得て「大阪希望館(住まいをなくした人の再出発支援センター)」が2009年6月に設立されました。

 この事業には、連合大阪として発足以前から連携しながらカンパ活動にも取り組み、大阪市地域協議会としても各地区協議会・組合員の協力を得て、街頭におけるカンパ活動などの支援行動を展開してきました。

 大阪希望館は、事業発足から2年目を迎え、現在の利用状況は、2011年2月末現在、入居者累計44人(現在入居者10人)となっており、公的セーフティネットに繋がるまでの就労支援事業として大阪府・市からも高く評価され、本年4月以降は、新たに展開される「パーソナルサポート事業」との連携も検討されています。

 しかし、大阪希望館の事業継続に向けては、活動資金の確保も大きな課題としてあり、この間、運営協議会として、会員の拡大とともに寄付やカンパ活動にも力を注いできたところです。

 まだまだ厳しい雇用状況の中、大阪希望館の安定した事業継続に向けて皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いします。

【寄付に関するお問い合わせは】

 大阪希望館運営協議会 電話:06-6374-0225