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ごあいさつ

大阪市地域協議会議長 大阪市地域協議会第10回定期総会で議長に選出されました、NTT労組出身の藤本さつきです。日頃は連合大阪ならびに地域・地区協議会諸活動へのご支援、ご協力をいただき改めて感謝を申し上げます。

 さて、いわゆる「コロナ禍」という言葉を聞くことが少なくなった最近ですが、一方では、深刻な物価高の影響により、生活の苦しさが増し、貧困や格差などの問題が深刻になっています。

 こうしたなか、連合・連合大阪が掲げる「働くことを軸とする安心社会」の実現のために、地域・地区協議会が果たす役割は重要になっています。

 労働組合が、地域とともにより良い社会を作るための原動力となるためには、ジェンダー平等の考え方をはじめ、連合運動が社会に正しく理解されることにより、地域・地区が結集し組織の力を向上させなくてはなりません。

 それが、私たちの最も基本的な使命である「『一人ひとりの働く者とその家族』の命とくらしを守ること」につながると考えています。

 大阪市は、2025年の大阪・関西万博をひかえ、うめきた2期の先行まちびらきや2030年の秋ごろ開業予定といわれている大阪IRといった大きな事業が市内の各所で進んでいます。そうした事業のゆくえがこれからの大阪の街の在り方にとても大きな意味を持つと考えており、私たちとして、持続可能(サスティナブル)で素敵な地域づくりと、あらゆる人たちをやさしく受け入れられる社会の実現に向けて、前向きな意見を積極的に発信していきたいと考えています。

 連合大阪、地域・地区協議会の活動は、多くの先輩方がさまざまな課題解決に知恵をしぼって築き上げられてきた歴史があります。これまでの地域・地区協議会活動を受け継ぎ、より深く前進できるよう対話を中心に取り組んでいきたいと思っています。

 まだまだ勉強不足な点はありますが、大阪市地域協議会の幹事会役員をはじめ各地区協議会の皆さんとしっかりとコミュニケーションをとって、ともに連合大阪の取り組みを進めます。今後も、ご理解とご協力を心よりお願いします。

 皆さんのさらなるご結集とご支援をお願いします。

連合大阪大阪市地域協議会
議 長 藤 本 さつき