大阪市地域協議会7地区のトップを切って、淀川地区協議会と此花区・西淀川区・淀川区・東淀川区の4行政区区長との懇談会が開催されました。懇談会には、区長の他、担当課長16名、地区協議会幹事組合役員及び大阪市地域協議会議長・事務局長、連合大阪政策担当井尻執行委員参加で行われました。
冒頭、栗本淀川地区協議会議長、木下此花区長のあいさつを受け、その後、各区の担当課長より課題別に説明を受け、意見が交わされました。本年度は、昨年までのまちづくり施策を中心とした内容から少し中身を変えて、生活保護・保育所の待機児童の問題について意見交換を行いました。
生活保護の問題については、特に財政を圧迫している状況の中で区役所の現場としての厳しさ、社会問題となっている貧困ビジネスの実態の説明もありました。行政区レベルでは限界もあり国への働きかけの重要性についても意見を交わしました。区長懇談会の中身としては初めての試みでしたが貴重な懇談会となりました。