2011年3月11日・午後2時46分に宮城県三陸沖で発生した東日本大震災から、早や一年が経過しました。
東日本大震災発生から一年が経過した2012年3月11日にマスコミが報じた地震の規模と被害を表す数字、まさに未曾有の被害状況である。
今回、私たちは「3.11」から1か年を迎えるにあたり、実行委員会の呼びかけと協力団体としての連合大阪の要請に基づき、飲食ブースを出展することとし、昨年の 9.23 イベントの取り組み経過を踏まえ、連合大阪5地域協議会と大阪労福協のコラボで「おでん屋 れんごう」を開店しました。
イベントに参加された避難者の方々に関西の味を楽しんでもらおうと企画した内容でしたが、ご近所のおばさんがなべを持って「10人前ちょうだい」と来られたのには参りました。
お昼時から売上げも好調で、午後2時には用意した200人前(5種盛)は完売しました。ご協力ありがとうございました。また、大震災が発生した午後2時46分には、参加者全員で鎮魂と復興を願って黙とうを捧げました。
このイベントの入場者は、3月10日・1500人、11日・4000人、避難者の参加・291人(主催者発表)でした。
なお、売上金については、全額を連合大阪「東日本大震災被災者支援」カンパ口座への振り込み、復興支援に役立ててもらうこととします。
大震災から一年、遅々として進まないのが「がれき処理」。被災3県で2253万トン、そのうち岩手・宮城のがれきの広域処理については、東京・青森・山形の3都県が受け入れているのみで全体の6%しか進んでいない。
各自治体が慎重な姿勢を崩さない理由には、放射能ゴミやがれき処理に関わる様々な情報が飛びかっている中で、住民の理解が得られていないこと、所有する焼却炉の性能(老朽化)などが挙げられるが、安全基準や焼却施設での処理方法などに対する国・政府の説明不足も指摘されており、早急な対応が求められている。
東日本大震災からの復興は、まさに〜まだまだ、これから〜であり、私たち大阪市地域協議会も、機会あるごとに復興支援を念頭に置きながら活動を進めていきたいと思います。
ご参加頂きました組合員の皆さん大変ありがとうございました。また、おでんの仕込みなど出展にご協力いただきましたウオクニ(株)のみなさん、お世話になりました。
東日本大震災復興支援「3.11 from KANSAI」