城北地区役員12名参加のもと、鶴橋駅に集合し、近鉄電鉄の桔梗が丘駅で下車、車にて三重県名張市のコクヨファニチャー㈱三重工場へと向かった。会議室において会社概要と見学行程の説明を受けた後に工場見学を行った。
敷地面積146,100平方メートル(44,230坪)の広大な敷地の中で292名が働いておられ、主にオフィス用デスクやローパーティションの生産が行われており、生産能力は1200台/日は可能との事である。
従業員の教育が行き届いており、各現場ですれ違う方々は丁寧に挨拶を行ってくださいました。
また、各々の現場持ち場において「検査員」や再雇用の従業員対象に「指導員」等のポジションを設けておられ、従業員のモチベーションアップを図るシステムも導入されていた。その他においても「イイネ提案!」といい、掲示板に従業員一人一人の提案を貼りだす事ができるシステムも取り入れられていた。
雇用については従業員の約70%が地元の方々を採用しており、地域の美化活動、地域内にある高等学校の生徒を招いての職場研修、生徒への工場内のサッカー場開放、優先的に地域内の業者を利用する等、地元に貢献している企業である事が印象に残った。
そして、工場内の案内も管理職の方が行っていただき、労働組合と会社との有効な労使関係が築かれている事も印象に残った。
工場見学後は会議室において質疑応答の時間を設けて頂いて、城北役員から様々な質問が行われ、適宜、丁寧に回答頂いた。
今回の職場研修会にご協力を頂きましたコクヨ労組並びに三重工場の皆さん、大変ありがとうございました。