11月16日(土)、昨年に引き続き、今年も大阪南港野鳥園におきまして、清掃活動を実施しました。当日は、雲ひとつない晴天に恵まれ、「秋晴れ」の一日でした。
10時過ぎから、参加者の皆さんがお集まりになり、10時半から、開会式を行いました。
説明を受けたのち、早速、広大な干潟へ!!
お一人で参加された方や、職場の仲間と一緒に参加された方、ご家族一緒に参加された方と、形態はさまざまでしたが、和気あいあいとした雰囲気のもと、作業が始まりました。
アオアシシギ鳥の鳴き声が聞こえ、お父さんが子供たちに「鳥さん達が、お掃除してくれてありがとう、って言うてるで」と話しているのを聞き、何だか微笑ましい光景だと思いました。 清掃活動を通じて、環境や自然のことを話し合う機会にしていただけたらと思います。
ゴミの中には、「えっ、こんなものまで流れてくるの?」というのがありましたが、1時間程度の作業で、ゴミ袋がどんどん積み上げられていきました。皆さんのおかげで、干潟はスッキリきれいになりました。
清掃活動の後、皆さんと美味しいお弁当を食べ、活動を無事に終了しました。
また、昼食の後、石井園長による「野鳥の学習会」が開催され、参加した子ども達にとって、とてもいい機会になりました。
清掃活動に参加してくださった皆さん、そして私たちの活動にご協力いただきました野鳥園のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
大阪南港野鳥園の詳細につきましては、以下をご覧ください。
同野鳥園は、渡り鳥の飛来で知られていますが、残念ながら10月10日の大阪市会で、市の施設として定めた条例を廃止して「緑地」にする条例改正案が可決されました。干潟や湿地の管理は継続するが、来園者の案内や野鳥観察指導の経費がストップするとのこと。経費の削減が目的とのことですが、大阪市地域協議会としては、環境保全のために、来年も清掃活動を実施したいと思います。
(手袋の提供:NTT労組ドコモ関西総分会、写真撮影:連合大阪・久保執行委員)