港西なにわ地区協議会と淀川地区協議会は、昨年に引き続き合同で1泊の幹事会と研修会を開催しました。合同での研修会は4年連続となり、地区をまたがりお互いの交流も深まってきています。
本年は、港西なにわ地区の周年事業とのタイアップということで、東日本大震災の被災地である福島・宮城を訪問しました。震災から4年を経過して、その復興ぶりを自分たちの目で確かめようとの研修でしたが、正直なところ、復興の進みつつある地区と、未だ復興の厳しい地区との差が歴然と出てきています。遠く大阪に居ると、あまり状況が伝わらないこともあり、現地の状況を目にして、震災を風化させない取り組みが重要と改めて感じました。
特に石巻で、震災当時に消防士をしておられ、現場で災害救助活動をしてこられた方から、当時の状況について直接お聞きでき重要な体験ができました。やはり、日ごろの備えがどれだけ重要か、日ごろの災害への意識が、どれだけ生死を左右するか、今一度考えさせられました。
地区協議会としても、連合大阪・大阪市地域協を通じ、引き続き復興への支援を行っていきます。
また、今回の視察として宮城にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センターへも研修に行かせていただいたところです。
広報の方のお話では、地球と同じ環境にある星は、以前は数個と言われていたが、現在では数十個見つかっているとのことでしたが、その距離は数百光年の彼方にあるとのことで、気の遠くなる内容でした。角田宇宙センターでは、2段目のロケットを開発・実験・製造しているとのことで、実験中は、爆音が響くので、遠く離れている民家からも苦情の電話が入るそうです。
日本の宇宙ロケットの打ち上げ技術は、世界的にも高く評価され、軽量化と低廉化に向けて技術開発が進められており、2年以内には月への往復(無人)も可能になることが想定されているとのことでした。