4月8日(金)に関西電力(株)のご協力のもと、堺港発電所・堺太陽発電所・関電本店ビルディングの見学会を開催しました。
今回見学させていただいた堺港発電所は、東日本大震災以降、原子力発電所の停止により電力需給が逼迫しているなか、ベース電源としてフル運転しており、運転にあたっては24時間365日、関西電力社員の皆さんのご努力によって、日々の電力の安全安定供給がなされていることを改めて知ることができました。
同発電所の発電方式はコンバインドサイクル発電と呼ばれる、世界最高水準の高効率発電方式を採用されており、CO₂排出量は従来型と比較し約3割も削減されているそうです。
また、大阪府の産業廃棄物埋め立て処分場内に設置されている堺太陽光発電所も併せて見学させていただきました。出力10,000KWのいわゆるメガソーラーと呼ばれる太陽光発電所で、広さは甲子園球場5個分もあり、広大な敷地の中に太陽光パネルが所狭しと設置されていました。再生可能エネルギーの主力として現在は一般家庭にも広く普及してきている太陽光発電ですが、これだけ大規模な発電設備であっても、火力発電所の発電機1台分にもならないことを知り、ベース電源としての道のりは道半ばであることを実感しました。
今後も引き続き、連合という組織の強みを生かした職場見学を定期的に開催し、その産業界特有の諸課題や取り巻く環境変化など情報共有を行い、労働運動への転換と盛り上げ、そして役員の資質向上を図っていきたいと考えています。