連合大阪・大阪市地域協議会　活動紹介

　水都地区協議会は、毎年1回開催している「宿泊幹事会・研修会」を今年も開催しました。

　水都地区の宿泊研修会は、事前の幹事会等の場において、幹事さんの意見やニーズ等を幾度となく把握した上で、今回は、「関西電力 黒部川第四発電所(通称：クロヨン発電所)」の見学会を実施しました。

　クロヨン発電所は、水都地区として約8年前にも見学をしましたが、この間、幹事さんの入れ替えも沢山あり、また本年4月からは電力の全面自由化も始まり、幹事さんの電力に対する基礎知識の向上を図る目的として実施しました。

　クロヨン発電所について、詳しくは下記をご覧ください。

• 関西電力　黒部川第四発電所

　当日は、雨の予報にもかかわらず、傘がいらないくらい晴れ間も見えた見学日和であり、ご案内をいただいた関西電力の社員の説明に対して、熱心に耳を傾けていました。

　クロヨン発電所は、昭和31年に関西電力が社運を賭けて着工した大事業であり、大型資材を運搬するためには欠かせない大町トンネルの工事中に大破砕帯に遭遇し、80ｍ進むのに7カ月間の時間を費やすなど、言語を絶する苦闘の末、全ての工事が終了するまで、実に7年と延べ1千万人もの労働力をかけ、人類史上稀にみる大規模な工事だったと説明を受けました。

　また、なかなか入れない工事用のトンネルや運搬機にも乗せていただくなど、参加された幹事さんからは、「よぉこんな大自然の真っ只中に、発電所を作ろうと思ったなぁ。」など、驚きやビックリの連続でした。

　今回の行程は道中が長く、ゆっくりした時間が殆どとれませんでしたが、1日目の「夕食懇親会」では、幹事の皆さんが童心に返ったような笑顔で場を盛り上げていただき、参加者全員が楽しい時間を過ごす事が出来ました。

　水都地区はこれからも、「真面目にやる時はやり、遊ぶときは遊ぶ。」の精神で、幹事会役員同士の連携を強化し、組織強化・組織拡大に向けて、楽しく元気に前進して参ります。
　なお、関西電力黒部川第四発電所は、一般の方でも見学出来ますので、ご興味をお持ちの方は、下記よりご応募ください。

• 黒部ルート見学会のご案内