爽やかな五月晴れの中、座学となりましたが「みらい塾」の第4弾として、社会の将来のためにあるべきエネルギーと、そして個人の将来のためのライフプランを考えました。
第一講座は、「エネルギーを考える」をテーマに、関西電力(株)大阪北支店コミュニケーション総括グループ・リーダー夛田幹宏様を招聘して、様々な角度よりエネルギーを捉え「エネルギーを取り巻く状況について」の情報提供を受け、そして「2030年のエネルギーに対する提言」をグループワークとしてディスカッションをしています。グループワークの中では、原発ありきのワーキングでなく、多様な意見が溢れていました。とりわけ、日本近辺の海底で眠っていると言われているメタンハイドレートへの可能性も意見として出されましたが、そのガスを取り出す時の安全性とコストを聞きビックリです。理想と現実の差を改めて気付くことになりました。
第二講座は、「正しいお金の知識でご円満に」をサブタイトルとしたライフプランセミナーを、講師に(株)円満プランニング・松本真由美様を招聘しておこなっています。可処分所得をどのように増やすの? また、老後の蓄えはいくらいるの? といった、皆さまが関心を抱くような内容にしました。松本講師からは、「正しく使えば、正しく貯まる」を合言葉に、面倒くさいけれど、国の制度や勤務先の制度、節税、コスト削減への情報をキャッチすることは、非常に大切なことだと訴えられました。特に、営利を目的としない、近畿ろうきんや全労済は「お得感」のある商品が整っていることも伝えられています。
最後に、大阪市地域労福協として、自主福祉の観点からも、労働組合と軌を一にして歩んできた、近畿ろうきんや全労済の取組みは、労働組合員一人ひとりにおいて何よりも大切でありことを伝えさせていただきました。「ひとりは万人のために、万人は一人のために」…
引き続いての軽食交流会では、異業種の皆さまと本日の講座に対しての意見交換会。近畿ろうきん・全労済からも参加いただき、アドバイスを受けました。
2016・17年度で4回の「みらい塾」をさせて頂きました。構成組織・地区協議会・事業団体の皆さまに、ご支援をいただき改めて感謝申し上げます。今後、各地区事務局長の皆さまと検証をおこない、次年度に向け、より良い「みらい塾」なるよう協議していきます。共に未来に向かって頑張りましょう!