連合大阪・大阪市地域協議会　活動紹介

　日本三大祭りの一つ、天神祭が24日の宵宮、25日の本宮、大阪の暑い夏を彩りました。その中で、いつも問題とされる「ごみ」が2日間で60トン、さらにそのほとんどが分別されず、焼却処理をしている状況でした。そこで今年は、環境関連の企業やＮＰＯらが協力し、「天神祭ごみゼロ大作戦２017実行委員会」が立ち上げられ「ごみゼロ」に挑むことになりました。

　今回の取り組みは、日本三大祭りの一角を占める京都・祇園祭を見習って、リユース食器の導入や分別の徹底を呼びかける「ごみゼロ大作戦」に乗り出しました。

　その実行委員会から連合大阪に協力依頼があり、大阪市地域協議会が7地区協議会に協力を募り、両日で、延べ40人のボランティア参加をしております。とりわけ、本宮（25日）は、100万人を超える参拝人の熱気あふれる中、11カ所に設けられたステーションでボランティア参加者は、大きな声でリユース食器の回収やごみ分別への協力を訴えました。

　ボランティア参加者は、午後8時から11時までの指定されたボランティア活動で、最終の電車を少し気にしながら、最後まで気の抜くこともなく、参拝者に協力を促し、3時間ずーっと立ちっぱなしの活動でありましたが、楽しく活動して頂いたと感じています。

　今回の「ごみゼロ大作戦」は第1回目のであったため、すべてのエリアにステーションを設置できなかったようです。しかし、ステーションの設置したエリアにおいては、皆さまの分別ごみへの意識が浸透してきた感覚と、一生懸命に呼びかけるステーションで設置やこまめに拾い集める取組みも併せ、各段の効果があったと思っています。後に、集められた「分別ごみ」のデータ発表がされることになりますが、美しく気持ちの良い「天神祭」への変貌していくのではないでしょうか。

　今回のボランティアを通じて、新たに人と人のコミュニケートが通い合えたのでは・・・

　参加いただきました皆様、本当にお疲れさまでした。