6月29日(金)~30日(土)にかけて、西大住地区協議会は10名の地区役員が参加し、一泊研修会を開催しました。今回は、障がい者の就労と雇用を積極的に行なっている「オムロン京都太陽株式会社」を見学してきました。
研修では、始めに企業理念や概要について説明を受け、その後スタッフの説明を受けながら工場内の見学を行いました。製造ラインでは、その人の能力の最適な配置および作業の効率化を常に追求されています。障がい者の一人ひとりの持っている能力を最大限に生かすという考えのもと、作業環境の改善や補助機器の導入を進め、独創的なモノづくりの方法を生み出しています。職場環境においても、車いす作業者に最適な仕様となっており、通路は充分な広さを確保し、段差をなくすなど、誰もが無理なく快適に働ける環境をめざしています。
参加者一同は「障がいのある、なしに関わらず、すべての人に働くチャンスと働き続けられる環境」を見学することにより、多様性を認め合える社会の実現をめざし取り組みを前進させていく必要性を再認識することができました。