大阪市地域協議会 副議長 畑 好伯(大阪ガス労働組合)
まずは、2日間大変お世話になり感謝いたします。
初日ピースウォーク各慰霊碑をめぐり。各慰霊碑で、構成組織のみなさんからの説明を受けました。大変暑い中での説明を我々だけではなく、沢山の方々への対応されているのを観て、大阪でこんなことが果たしてできるのであろうかと思いました。
観光旅行であれば、素通りしてしまいそうな場所で「あぁ言う像なんだ」「こぅ言う塔なんだ」と大変勉強になりました。戦争での悲惨さ、原子爆弾の恐ろしさを改めて実感させられました。
午後からの集会も戦争・原子爆弾の恐ろしさ、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けての取り組みなどを聞き、私自身も少しでも協力が出来たらと感じたところであります。また、若者からのメッセージ高校生平和大使の活動にも驚きました。しっかりとした高校生ばかりで、身近にこんな高校生は、おりません。ビックリです。ただ、この集会では残念なことがありました。次第が進むにつれ、大の大人たちがかたまりで退席して客席に空席が出来たことです。せっかくの集会も、観ていて腹が立ちました。高校生が精一杯壇上に上がり、「ビリョクだけどムリョクじゃない」のスピーチ!大人が、しっかりと聞いてやることが大切なんじゃないでしょうか?どこの県とか、どこの連合か知りませんが、最後まで退席せず集会終了まで、いて欲しかった。大人として残念です。語り続けることが大切であると思うこの集会なのに、非常に残念でしたし腹立たしい。何のために集会参加しているのか、ただの寄せ集めであれば参加しない方がマシでは無いでしょうか。
最終日の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式、初めての参加でした。1時間の式典でしたが、平和宣言では被爆者の訴えは、核兵器の恐ろしさを語り、我々大人が若い世代に、それを語り核兵器廃絶に向かうような活動を行っていかなくてはならないと感じました。
昨夜の集会と、この平和記念式と子供たちの頑張りが頭に残っております。小学6年生の平和への誓いを聞いて鳥肌が立ちました。本当にすばらしかった。
それから帰阪、新大阪駅に立ち、広島でのこの2日間とまったく違う大阪。平和行動への感じないもっともっと平和行動等を広めていく、伝えていくことをしないといけないんだなぁ。原子爆弾での被害を日本て広いんですね、なんか寂しい感じで戦争・原子爆弾・被爆者への温度差を感じました。これからは、今回参加人たちと平和活動を通じ、語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で核兵器廃絶と恒久平和を実現したいと思います。
最後に、今後の集会等での途中退席(団体さんでの脱走)は、私には理解できません。しつこいようですが、残念だし腹立たしいかった。
高校生たちに見せる大人の態度ではないと思います。許せませんわ・・・