今年は、自然災害の多い年で地震をはじめ豪雨や大型台風で、日本列島の至るところで多くの災害が発生しています。当日も台風24号の進路が沖縄県から日本列島縦断する予想の中、大阪では夕刻までは影響がでないとの予報であったので、第6回「みらい塾」を開催しました。そのような影響もあり若干キャンセルもありましたが、連合大阪に集う仲間40人(男性15人、女性25人)が受講しています。今回は、大阪では慣れ親しんだ「たこやき」に挑戦をしています。
第1講座は、「労働組合の結成に至るまで…」と題して、ホットランド大阪労働組合の市橋憲太郎中央執行委員長を招聘し講演をいただきました。労働組合の結成から1年半を経過し、結成に至るまでの間に多くの社員をどのように組合組織に勧誘するオルグ活動や会社との交渉経過などを中心に、受講生と対話形式で講演をいただきました。アンケートによりますと、「全ての会社に労働組合があるわけではないと初めて知った」、「一から組合を立ち上げる大変さと、その中でやりがいを感じておられて、素晴らしいと感じた」、「労働組合の役割の根本を思い出させてくれた。初心に返ってしっかりやります」などが寄せられており、印象深い講義となりました。
第2講座では、「たこやき実習『築地 銀だこ』職人の技を伝授」として、大阪風ではない『築地 銀だこ』を実習しています。ホットランド大阪労働組合から市橋執行委員長をはじめ、会社では教育係の田丸直樹様ほか4人の方から手解きを受けています。受講生は8つのテーブルに振り分けられ、苦労しながらも教えられた手順どおり「たこ焼」を作成し、用意をされた若干のアルコールも飲みながら、和気あいあいとなる「たこパー」が演出され異業種交流が図られています。
今回からの「みらい塾」を企画するにあたって、実行委員会を立ち上げました。各地区事務局長と構成組織より選抜された若手メンバーを加え、より多くの方が連合運動を理解してもらい、かつ何よりも参加者が楽しめることをひとつの目的として企画しています。第6回「みらい塾」は、そのような契機を感じるセミナー深化したと言えそうです。そして何よりも、ホットランド大阪労働組合の皆さまの熱意あるセミナーに整えて頂けたことに心より感謝します。
これからも参加者の皆さまから頂きましたアンケートを基に、より良い「みらい塾」を開催していきます。次回、第7回「みらい塾」は、来年3月頃に「コミュニケーションセミナー」をNHKで開催する予定です。ご期待ください。