連合大阪の環境統一行動の一環として、大阪市地域協議会は、大阪南港野鳥園の清掃活動を実施しました。昨年は雨天中止となり、同じ企画で挑んだ「2018大阪南港野鳥園清掃活動」は、一週間前からウェザーニュースをこまめにチェック!なかなか<雨マーク>が取れませんでしたが、二日前ぐらいから<曇マーク>になり、胸をなぜ下したところです。そして当日は何とか天候に恵まれ、若干汗ばむ活動日和となり総勢112人で実施しています。
開会に際して、「NPO法人南港ウェットランドグループ」高田理事長より注意事項の説明をおこなった後、3ヶ所に分かれての清掃活動をおこなっています。9月4日に日本列島を襲った台風21号は、こちら大阪南港野鳥園にも大きな被害をもたらし、樹木はなぎ倒され遊歩道を塞いでいたため、一週間前に大阪市が撤去してくれたようです。そして何よりも問題なのが、高潮で北側エリアに大量のごみが散乱してしまったことです。海洋汚染の話が昨今されていますが、多くの生活ごみが高潮とともに大阪南港野鳥園の北側を埋め尽くしています。土に戻ることのできない発泡スチロールやペットボトル、ビニール類が散乱しているため、こまめに拾う作業が途方もなく有り、約1時間の作業でありましたが、ごみで埋め尽くされた一部を除去することができました。11時50分ごみ収集場所で、岩崎理事から「ちびっこ教室」が開かれ、海洋汚染と渡り鳥の生息について説明を頂いています。
清掃活動が終了し、お腹もグーグーと泣き始めたころ、今回は初めて企画をした「食育(学校給食)」をテーマとした昼食会もあわせて実施しています。大阪市学校給食調理員労働組合(以降、「学給労」という)寺西執行委員長から食育と学校給食の取り組み報告をしていただき、小学校給食の「エビフライカレー」と「キャベツピクルス」を提供していただきました。お手伝いをいただきました学給労の皆さま、ありがとうございました。
大阪市地域協議会では、ボランティア委員会が主体となり、各地区協議会や地域協議会役員などの協力で、小さなお子様づれの家族や老若男女の方々が清掃活動を実施しました。台風21号の被害を受けた大阪南港野鳥園すべてのごみを収集することが出来ませんでしたが、約1時間一般ごみ、ビン・缶、そしてペットボトルを仕分けしながら、集中して行動をしていただきました。土に戻らない「ごみ」が、まだまだ多く残っています。単組・支部・分会の社会貢献として、活動していただければ幸いです。
活動に参加いただきました皆さま、大変お疲れさまでした。
<大阪南港野鳥園ホームページ>
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/