城北地区協議会 和田 啓二
8月8日(木)から10日(土)の3日間、連合大阪の一員として「2019平和行動in長崎」に参加してきました。
朝、伊丹空港に集合し空路にて長崎へ、昼食時に自己紹介などをしながら連帯を深め、先ずは「2020年核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議に向けたシンポジウム」に参加をしました。
自らが被爆者である奥村アヤ子さんから原爆の悲惨さや平和と命の尊さを学び、核兵器廃絶と世界の恒久平和を願う「ナガサキ・ユース代表団」「高校生平和大使」のメッセージを聞き、連合北海道(根室市)へとピースフラッグはリレーされました。
翌9日は、74年前の天気とは違い、晴れ渡った青空の下で執り行われた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加、式辞・献水・献花、そして11時02分に黙とうを捧げながら犠牲者となられた方々の御霊に哀悼の意を捧げました。また、午後からはピースウォークや万灯流しにも参加をし、改めて核兵器の根絶そして世界の恒久平和を願いました。
今回、この行動に参加をさせていただき、学んだ事を今後の活動に活かしていけるよう、また後輩に引き継いでいけるよう頑張ります。
ありがとうございました。
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城北地区協議会 浜口 正人
高校生平和大使の「微力だけど無力じゃない」というフレーズが印象に残った。
私たちにできることは微力かもしれないが、私自身が現地で見聞きした事実と実態を語り継いでいくことは大きな役割と意義があると感じた。
今なお被爆の後遺症で苦しんでおられる方がいる一方で、世界には1万3000発を超える核弾頭が現存しており、核兵器廃絶と恒久平和を希求する活動を長年取り組んでいるにも関わらず実現していない現状にもどかしさを感じた。
被爆者や遺族の方々も高齢となっておられるなかで、一日でも早い核兵器のない世界を実現すべく各団体・組織そして国レベルで粘り強い取り組みが今後も必要であることは勿論のこと、来年開催される「NPT再検討会議」において核保有国と非保有国の歩み寄りが実現し、核兵器廃絶の道筋が見えてくることを祈りたい。