連合大阪・大阪市地域協議会　活動紹介

　7月14日エルおおさかにおいて、地域・地区協議会の役員を務められた方々にご参集をいいただき「連合大阪大阪市地域役員ＯＢ会第12回総会」が開催されました。例年は4月頃の開催でしたが、本年も新型コロナウイルス感染症の影響により時期を延期し、開催規模も縮小しての開催となりました。

　第12回総会は須川副会長の開会宣言と進行により、冒頭、主催者を代表して上田会長による挨拶が行われました。その中で、新型コロナウイルス感染症による活動への影響や、大阪市廃止分割構想が住民投票で否決されたにもかかわらず、引き続く府政・市政の課題、秋に控える衆議院選挙の取り組みに向けた決意などに加え、今後も現退一致の結集を基本とした取り組みがお願いされました。

　その後、大阪退職者連合会長　林　晃さまからの、激励のメッセージを紹介した後、総会の議事に入り、総会案件については、報告事項が確認された後に議案審議が進められ、全ての議案が満場一致で承認されました。

　とりわけ、第2号議案では役員体制が確認され、長年副会長としてご活躍をいただいた坂　英之さん（JAM）について副会長の勇退と顧問への就任が確認されました。

　総会の議事終了後、連合大阪政策・政治フォーラム会員で大阪市会議員（旭区）の福田武洋さんから、「大阪府・市をとりまく諸課題について」として、住民投票で示された民意を蔑ろにする「大阪府・市広域一元化条例」の問題点や、市民の財産を広域に流失させる恐れの強い「市立高校の府への無償譲渡」問題、府市の新型コロナ対策の不備など、色々な課題について分かりやすく説明をいただきました。

　学習会終了後、市立高校の大阪府への無償譲渡反対に取り組む「大阪市民の財産を守る会」の役員でもあるＯＢ会の川島幹事からのアピールを確認、「大阪市民の財産を守る会」の今後の活動に向けたカンパにも取り組んだ結果、22,586円のご協力を得ました。

　総会の最後に、上田会長による力強い「ガンバロー」三唱により、改めて現退一致の力強い絆が確認され、「役員ＯＢ会第12回総会」の閉会となりました。