大阪市地域協議会は、連合大阪の環境統一行動の一環として、大阪南港野鳥園の清掃活動を実施しました。
開会に際して、木戸議長からの主催者挨拶の後、「NPO法人南港ウェットランドグループ」(以降、「ウェットランド」という)高田理事長より注意事項の説明が行われた後、5ヶ所に分かれて清掃活動をおこないました。
前日までは雨がふるなど天候が心配されましたが、当日は晴天となり、気持ちの良い気候の中での活動となりました。南港野鳥園には、潮の流れによって多くの生活ごみが流れ着いており、土に戻ることのできない発泡スチロールやペットボトル、ビニール類が散乱していました。プラスチック製品による海洋汚染が話題になっていますが、皆で汗を流すこと、およそ1時間程度の作業で、大量のごみを回収することができました。
作業終了後は、ウェットランドのスタッフから、環境問題についてミニ学習会をしていただき、野鳥園に流れ着くゴミのほとんどが、淀川などの河川から大阪湾に流れ込み、海流や風によって運ばれてくる事などについて説明を受けました。説明を受けた参加者にとっては、清掃活動を通じ環境問題を「身近な問題」と捉える良い機会となりました。
その後、お弁当とお茶を配布し昼食後に解散となりました。また、今年もゴミ拾いSNSアプリ「ピリカ」を活用し活動をアピールしました。
大阪市地域協議会は、今後も社会貢献を行っていきたいと考えています。活動に参加いただきました皆さま、大変ありがとうございました。