大阪市地域労働者福祉協議会は、4月9日(土)に「自主福祉講座」を開催しました。
この企画は、連合大阪大阪市地域協議会と大阪市地域労働者福祉協議会の共催事業である「みらい塾」の検討過程で企画された内容をもとに、「叶えたい色々な『夢』のために、大切な『お金』との賢い付き合い方を楽しく学ぶ」ことをテーマとして行われました。
WEBにより行われた講座は、木戸地域労福協会長の主催者挨拶ののち、4名の講師の皆さんから、分かりやすく興味深い内容により講義が行われ、充実した内容となりました。
講座の最初に「労働者自主福祉運動について」として大阪労福協 多賀専務理事より、労働者自主福祉運動の歴史と意義、大阪労福協の行っている活動などについて講演を受けました。
次に、今回の講座の中心的な内容として、(株)FPユニオンLaboの植田一樹さんから「豊かな人生を送るために知っておきたいお金の話」の講演を受けました。講演の中で植田さんからは「お金と上手に向き合う基礎知識」として、5つのルールを紹介、①ライフプランを立てる、②先取り貯蓄を行う、③予算管理と見える化、④想定外の事態から資産を守る、⑤効果的にお金に働いてもらう、とした内容により、無理なく、無駄なく、楽しくお金とお付き合いをするための、基礎知識を説明いただきました。
その後には、近畿ろうきん本店営業部営業主任の谷本さんから「一歩進んだ資産形成」として、〜iDeCo・積立NISA〜について、こくみん共済coop大阪推進本部の髙村さんから、〜無理のない「保障」で賢く備える〜について、それぞれ説明を受けました。
講座のまとめとして、再び、(株)FPユニオンLaboの植田さんから、「節税の具体的なやり方」としてふるさと納税とセルフメディケーション税制についての説明を受けました。
どの講座も、分かりやすい説明で、受講生の皆さんにとっては、時間があっという間に進むような感覚を持たれた方も多かったのではないでしょうか。
終了後、参加者にご協力を頂いたアンケートでは、「お金の貯め方について非常に勉強になった」「ライフプラン・支出・投資など、あらためて考え、意識する良い機会になった。」などのご意見をいただきました
今後も、コロナ禍ではありますが、WEBなどのツールを活用しながら、工夫をして「自主福祉講座」の開催の検討を進めていきたいと考えています。皆さまのご理解・ご協力をお願いするとともに、多くのご参加をお持ちしています。