大阪市地域福協は9月23日に TKP本町カンファレンスセンターを会場に、第11回「みらい塾」を開催しました。
「みらい塾」は、若手組合員の育成と女性参画の一助として、これまでコロナ禍での中断を挟みつつも、2016年の5月から10回の開催を数え、今回で11回目となります。
今回は、「関東大震災100年・備えよう!南海トラフ大地震」をテーマとして、防災に対する意識を高め、いつ起こっても不思議でない南海トラフ大地震への備えを「楽しくマジメ」に学んでいただこうと企画したものです。
冒頭、大阪市地域労福協の田辺副会長から主催者挨拶を受けたのち、まずは、防災にちなんだ「落語」を聞いていただきました。
今回は、笑福亭 仁嬌(しょうふくてい にきょう)さんに来ていただき、新作落語「火の用心」というお噺をかけて頂きました。仁嬌さんからは、「笑い」で受講者の皆さんにリラックスしていただくとともに、芸の奥深さと「落語」の魅力を教えて頂きました。
次に、京都大学防災研究所の牧 紀男(まき のりお)教授に「南海トラフ大地震」についての講義を受けました。
講義では、南海トラフ地震が発生するメカニズムや、その場合の大阪に様子などについて分かりやすく教えていただきました。とりわけ、地震が避けられない災害である以上、災害前から復興について考えておく「事前復興」という考え方については、新たな気づきとなりました。
セミナーのあとは、カジュアルな雰囲気で、お楽しみの交流会です。テーブルごとの乾杯により始まった交流会は、自己紹介タイムで参加者同士の交流が深まり、受講者の皆さんも自然に笑顔となり、楽しい雰囲気の交流会となりました。後半には「防災クイズ大会」も行い、大いに盛り上がりました。交流会をはじめ、「みらい塾」を通じて、普段の業務で交流することのない、様々な業種の枠を超えて交流の輪が広がりました。
講師となっていただいた、笑福亭 仁嬌さん、牧 紀男教授をはじめ、運営をお手伝いいただいた「みらい塾実行委員会」の皆さんに感謝申し上げます。
今後も、「絆を結び深めて繋げる」をスローガンに、より良い「みらい塾」を開催していきたいと考えています。ご期待ください。
新たな発想で未来を築く、そんな「みらい塾」へのご参加をお待ちしています。