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大阪市地域協議会は、11月9日(土)に、毎年恒例となった大阪南港野鳥園清掃活動を行いました。
この活動は、連合大阪の環境行動の一環として取り組まれており、少し汗ばむ陽気を感じる好天のもと、総勢129人の方々に参加をいただき活動を行いました。
開会に際して、藤本議長からの主催者挨拶の後、「NPO法人南港ウェットランドグループ」(以降、「ウェットランド」という)高田理事長より注意事項の説明が行われた後、5カ所に分かれて清掃活動をおこないました。
プラスチック製品による海洋汚染が話題になっていますが、南港野鳥園においても、多くの生活ごみが潮の流れによって流れ着いており、土に戻ることのできない発泡スチロールやペットボトル、ビニール類が散乱しています。皆で汗を流すこと、およそ1時間の作業で、大量のごみを回収することができました。
また同時に「フードドライブ」活動も行い、ふーどばんくOSAKAへ寄贈するために、ご家庭などで眠っている食品の収集も行った結果、10.4kg(41個)の食糧品を収集することができました。
作業終了後は、ウェットランドスタッフの和田さんから、環境問題についてミニ学習会をしていただき、野鳥園に流れ着くゴミのほとんどが、私たちの身近な生活から発生し、河川などから大阪湾に流れ込み、運ばれてくる事などについて説明を受けました。参加者にとっては、清掃活動を通じ環境問題を「身近な問題」と捉える良い機会となりました。
清掃活動の終了後、恒例となった「学校給食」喫食体験による昼食会を開催、大阪市学校給食調理員労働組合の高屋副執行委員長からのご挨拶の後に、アレルギー物質を極力排除した小学校給食の「カツカレー」と「キャベツピクルス」を、環境に配慮した竹入り紙製容器と木製スプーンでご提供いただきました。ご協力をいただきました学給労の皆さまありがとうございました。
大阪市地域協議会は、今後も社会貢献を行っていきたいと考えています。活動に参加いただきました皆さま、大変ありがとございました。