連合大阪大阪市地域協議会
事務局長 廣 石 健 次
6月23日~25日にかけて連合が主催する2010「平和行動 in 沖縄」が開催され、連合大阪代表団(構成組織、地域・地区協議会)の仲間とともに参加する機会を得ました。
連合が毎年開催している「沖縄(6月)~広島(8月)~長崎(8月)~根室(9月)」と続く平和行動のスタートとなる集会であり、平和オキナワ集会(那覇市民会館)には、全国から1,258名の連合傘下の組合員が結集しました。
今年の沖縄は、鳩山政権下における普天間基地の移設問題で世論が揺れに揺れた中での開催であることや、6月23日は、65年前の沖縄戦終結の慰霊の日であること、また、日米地位協定の締結から50年を迎えた節目の年であることなどが重なり合う中での開催となりました。当日、糸満市の平和祈念公園で開催された沖縄県全戦没者追悼式には、菅新総理も出席されていました。
平和オキナワ集会においては、沖縄タイムス:屋良論説委員から「日米安保条約改定50年~米軍基地の実態」についての講演を受けながら、沖縄戦において犠牲となった沖縄県民をはじめとする20数万人の方々に、心から哀悼の意を捧げるとともに、鎮魂と不戦の誓いを新たにしたところです。
2日目は、米軍基地、南部戦跡に学ぶ2コースに分かれての「ぴーすフィールドワーク」に参加してきました。「ぴーすガイド」を務めるのは地元連合沖縄の青年委員会のメンバー。主な見学先は、嘉数高台公園(普天間基地を一望)~糸数壕(アブチラガマ)~ひめゆり平和資料館~平和祈念公園(沖縄県追悼式会場)~県庁前(米軍基地の整理・縮小を求める集会)。
途中、突然の豪雨に見舞われながらも夜の集会とデモを含め、行動を貫徹してきました。丁度、この日はワールドカップの日本対デンマーク戦が25日深夜から行われる日であり、何とかテレビ観戦しようと頑張りましたが、疲れもあり途中で撃沈してしまいました。
3日目は、連合大阪参加者で沖縄守備軍の司令所が置かれた首里城も見学し、ツアーのおまけで泡盛製造・比嘉酒造にも立ち寄りつつ、民主党政権だからこそ実現可能性の高い運動として、平和運動を推進して行くことを確認しあいながら、全員無事に帰阪しました。
(2008年7月〜)